初夏の陽気を感じる日も増え、そろそろ夏の旅行計画を考え始めたり、街中で修学旅行生を見かけたりする季節になりました。

学生時代の旅行先として、思い出深い県がある人も多いのではないでしょうか。

今回は各都道府県に住む人々が選んだ「自慢の自県出身の芸能人」「自慢の自県出身のスポーツ選手」のアンケート結果を紹介します。

地元から愛されるスターは誰なのか。今回はエンタメ界やスポーツ界で活躍する人物を中心に、北関東で切磋琢磨する良きライバル「栃木県」と「群馬県」での「地元の誇り」をそれぞれ比較しながら紹介します。

記事後半では47都道府県すべての表や、栃木県、群馬県の観光調査を紹介しています。

※アンケートには引退した人・故人を含みます。

※投稿写真は【写真】ページをご確認ください。

※記事内容は執筆時点での情報です。

1. 【栃木県】地元愛にあふれる「U字工事」&競泳金メダリストの萩野公介

  • 芸能人:U字工事
  • スポーツ選手:萩野公介

1.1 栃木といえばこのコンビ!U字工事

栃木県の自慢の芸能人に選ばれたのは、お笑いコンビのU字工事です。

福田薫は那須塩原市出身(旧:西那須野町)出身で、益子卓郎は大田原市出身(旧:黒羽町)。

栃木県立大田原高校の同級生として知り合い、栃木弁の漫才を始めます。当時からアマチュアとしてローカル番組に出演。

2000年、正式にコンビ結成。2008年の「M-1グランプリ」で決勝に進出し、強烈な栃木弁と「ごめんねごめんね〜!」のフレーズで一躍全国区のブレイクを果たしました。

漫才のネタはもちろん、テレビ番組のロケなどでも一貫して栃木県の魅力をアピールし続けており、その郷土愛の深さは広く知られています。

コンビで「とちぎ未来大使」、福田は「那須塩原市まちづくり大使」、益子は「大田原ふるさと大使」に任命されており、まさに栃木県の顔として、県民から絶大な支持と共感を集める存在です。

1.2 元競泳・萩野公介は小山市出身!リオで金メダルを獲得

スポーツ選手として選ばれたのは、小山市出身の元競泳選手・萩野公介です。

2012年、17歳で初出場となった、ロンドンオリンピックでは、400m個人メドレーに出場し、銅メダルを獲得。

2016年のリオデジャネイロ五輪では、男子400m個人メドレーで金メダル、200m個人メドレーで銀メダル、4×200mフリーリレーで銅メダルを獲得を獲得し、日本中を熱狂させました。

2021年の現役引退後は、スポーツキャスターや解説者として多方面で活躍。

地元・栃木への思い入れも強く「小山評定ふるさと大使 」を務めるなど、県民にとって大きな誇りとなっています。

1.3 【栃木ってこんな県】自然豊かで日光や那須などお出かけスポット多数

日本のほぼ中心に位置する栃木県は、四方を他県に囲まれた内陸県です。北西部から東部にかけては山脈が連なり、中央から南部にかけては豊かな平野が広がっています。

面積は6408.09㎢と関東最大の広さを誇り、首都圏から少し足を伸ばすだけで楽しめる多彩なスポットが点在しているのが魅力です。

歴史と文化が息づく世界遺産「日光の社寺」をはじめ、ユネスコ無形文化遺産に登録された熱気あふれる祭「鹿沼秋まつり」や「烏山の山あげ祭」、そしてリゾート地として絶大な人気を集める「那須高原」など、見どころには事欠きません。

また、全国屈指の「食」と「農業」も栃木県が誇る大きな財産です。農業産出額は全国9位に位置づけられ、豊かな自然環境を活かした農業が盛んに行われています。とくに「とちおとめ」などに代表される苺の栽培は、半世紀にわたり生産量日本一に輝き続けています。

さらにご当地グルメも充実しており、選び抜かれた黒毛和種「とちぎ和牛」をはじめ、全国区の知名度を誇る「宇都宮の餃子」や「佐野ラーメン」など、訪れる人々の胃袋を掴んで離さない多彩な食文化が根付いています。

2. 【群馬県】「ぐんま大使」として県を牽引する中山秀征&ハンカチ王子・斎藤佑樹

  • 芸能人:中山秀征
  • スポーツ選手:斎藤佑樹

2.1 藤岡市出身の中山秀征

群馬県の自慢の芸能人には、タレントの中山秀征が選ばれました。

藤岡市出身。お笑いタレント、俳優、歌手などマルチに活動し、長年にわたり多数のバラエティ番組や情報番組でMCを務めるなど、テレビ界の第一線で活躍し続けています。

群馬県への愛情も非常に深く、「ぐんま大使」「藤岡市観光大使 」としてメディアを通じて群馬の魅力を発信。

中山秀征3/8

中山秀征

出所:JCOM株式会社『「Jテレ」と「J SPORTS」で放送・無料配信*1の『ミラノ・コルティナ2026パラリンピック』日本人選手が出場する全競技を放送』

2.2 斎藤佑樹は太田市出身。早稲田実業エースとして甲子園で時の人に

スポーツ選手は、太田市出身の元プロ野球選手・斎藤佑樹です。

早稲田実業高校3年時の2006年、エースとして夏の甲子園に出場し全国制覇。「ハンカチ王子」として社会現象を巻き起こしました。

 早稲田大学入学後も輝かしい成績を残し、数々の栄冠を獲得。アマチュア球界No.1右腕として2010年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。

ルーキーイヤーから6勝をマークし、プロ2年目の2012年には開幕投手も務めました。

2017年からは背番号をアマチュア時代に慣れ親しんだ「1」に変更。しかし度重なるケガに悩まされ登板数も伸びず、2021年に引退しました。

引退後は「株式会社斎藤佑樹」を設立し、野球の普及活動やスポーツビジネスの分野で新たな挑戦を続けています。タレント業も行っており、「news every.」ではキャスターを務めています。

2.3 【群馬県ってこんな県】大自然や温泉、世界遺産…見どころたくさん

日本列島のほぼ中央に位置する群馬県は、西から北にかけて雄大な山々が連なり、南東部には関東平野が広がる自然豊かな内陸県です。

面積は6362.28㎢と関東地方で栃木県に次ぐ2番目の広さを誇り、その輪郭は郷土かるた「上毛かるた」で「つる舞う形の群馬県」と詠まれるように、羽を広げた美しい鶴の姿によく似ています。

県内には、2000m級の山岳地帯や尾瀬の湿原、利根川の清流といった大自然が広がっています。

また、草津、伊香保、水上、四万などに代表される全国有数の温泉地が点在しているほか、ユネスコ世界遺産である「富岡製糸場」を有する歴史ある地域です。

さらに食の魅力も尽きません。上州和牛や下仁田ネギ、しいたけといった良質な農畜産物に恵まれており、郷土料理「おっきりこみ」に代表される独自の粉食文化が深く根付いています。

3. 【47都道府県表】日本全国の自慢の自県出身芸能人、スポーツ選手を紹介!

北関東の2県は、どちらも地元愛にあふれるタレントと、日本を代表するアスリートが選ばれる結果となりました。

日本全国47都道府県の「自慢の出身芸能人・スポーツ選手」の全結果は、以下の表の通りです。

自慢の自県出身のスポーツ選手・47都道府県表6/8

自慢の自県出身のスポーツ選手・47都道府県表

出所:ソニー生命保険株式会社「47都道府県別 生活意識調査2025(生活・マネー編)」

自分の出身県や、現在住んでいる県の「自慢のスター」は誰なのか、ぜひ探してみてください。

4. 栃木県の2024年の観光消費額について紹介

栃木県の2024年の観光消費額は9656億円7/8

栃木県の2024年の観光消費額は9656億円

Takashi Images/shutterstock.com

ここからは記事の話題にちなんで、栃木県の観光消費額についてご紹介します。

観光消費額とは、旅行者が旅行先で使うお金の合計のことです。宿泊費、飲食費、交通費、お土産代、娯楽費などが含まれ、その地域の経済効果を示す重要な指標となります。

栃木県の公式サイトに掲載されている「令和6(2024)年栃木県観光消費額」によると、2024年の栃木県の観光消費額は、「9656億円」という結果になりました。さらに、その内訳は以下のとおりです。

  • 日本人消費額:9349億円
  • 訪日外国人消費額:308億円

日本人と比べると訪日外国人がかなり少ないことがわかります。

■ 改ページ

5. 群馬県の2024年の観光消費額について紹介

群馬県の2024年の観光消費額は2809億円8/8

群馬県の2024年の観光消費額は2809億円

AaronChenPS2/shutterstock.com

一方で、群馬県の観光消費額はいくらでしょうか。

群馬県の公式サイトに掲載されている「令和6年(2024年)観光入込客統計調査報告書」によると、2024年(令和6年)の群馬県の観光消費額は、前年から165億円増の「2809億円」という結果になりました。

また、観光客一人あたりの観光消費額単価については以下のとおりです。

  • 「宿泊」は2万3506円(前年から2461円増、前年比111.7%)
  • 「日帰り」は3058円(前年から36円増、前年比101.2%)

自然豊かな観光地の多い群馬県に、訪れてみてはいかがでしょうか。

いかがでしたでしょうか。今回は栃木県と群馬県の有名人をご紹介しました。

参考資料

中井 里穂