2. 【任天堂(7974)】「優待ゼロ」でも人気が高いのはなぜ?世界的IPと収益力に注目
任天堂は、株主優待を実施していない企業です。人気ゲーム会社であることから、ゲームソフトや関連グッズなどの優待を期待する個人投資家もいるかもしれませんが、現時点で株主優待制度はありません。
それでも任天堂株が投資家から注目される理由のひとつが、世界的に知名度の高いIPを数多く保有している点です。
マリオ、ゼルダ、ポケモン、どうぶつの森、スプラトゥーンなど、任天堂に関連するキャラクターや作品は国内外で高い人気があります。
こうしたIPは、単にゲームソフトの販売にとどまりません。映画、グッズ、テーマパーク、スマートフォン向けサービスなど、さまざまな分野に展開できる強みがあります。
ひとつの人気作品から複数の収益機会を生み出せる点は、任天堂の大きな魅力といえるでしょう。
また、任天堂はゲーム機本体とソフトを一体で展開できる企業です。新型ハードが普及すれば、対応ソフトの販売拡大にもつながりやすくなります。
特に「Nintendo Switch 2」への期待は大きく、今後の販売台数や主力ソフトの投入時期が業績を左右する重要なポイントとなりそうです。
一方で、ゲーム関連企業はヒット商品の有無によって業績が変動しやすい面もあります。新型ハードの立ち上がりやソフト販売が想定を下回れば、株価が大きく調整する可能性もあるでしょう。
今回の株価下落も、こうした期待と不安が交錯するなかで起きた動きといえます。
ただ、任天堂は長年にわたり世界中で支持されるキャラクターや作品を育ててきました。短期的な業績見通しには注意が必要ですが、独自のIPを軸に収益機会を広げられる点は、優待がなくても投資家に選ばれやすい理由といえるでしょう。
