2. 精神障害者保健福祉手帳、所持者「154万人超」2級が最多
厚生労働省「令和6(2024)年度衛生行政報告例の概況(精神保健福祉関係)」によると、精神障害者保健福祉手帳の交付者数は年々増加傾向にあり、令和6年度には154万人超えという状況です。
- 令和2年度:118万269人
- 令和3年度:126万3460人
- 令和4年度:134万5468人
- 令和5年度:143万8093人
- 令和6年度:154万7433人
令和6年度は、令和5年度より10万9340人増加しており、増加率は7.6%です。
また、障害等級ごとの発行数を見ると2級が最も多く、精神障害者保健福祉手帳発行総数の半数以上を占めています。
【等級ごとの発行数(令和6年度)】
- 1級:13万9406人
- 2級:89万7292人
- 3級:51万735人
2級が大半を占めるということは、「必ずしも支援を必要とするとは限らないが日常生活が極めて困難」な方が多いことを示しているといえます。
ただし、手帳の発行数の増加率を比較すると、2級を抑え3級が最も大きい状況です。
【等級ごとの増加率(令和6年度)】
「日常生活や社会生活に制限を受けたり、制限を加えたりする必要がある」方が増加傾向にあるといえます。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本FP協会認定AFP、一種外務員資格(証券外務員一種)、日本商工会議所簿記検定試験2級、年金アドバイザー3級。JAバンク(金融窓口業務)や税理士事務所、また医療系公益財団法人で社会保険関係・給与計算関係・雇用保険関係・福利厚生関係などを行う。結婚を機に退職し、現在は自分らしい働き方を探し金融系・保険関係ライターとして執筆活動中。お金に関する知識を詳しくわかりやすく伝えることをモットーとする。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)