日本を代表する総合商社として、多岐にわたるビジネスを展開する伊藤忠商事。近年は「ウォーレン・バフェット氏が投資した銘柄」としても大きな注目を集めています。
同社の株価は長年にわたり市場平均を大きく上回るパフォーマンスを見せてきましたが、直近の決算発表前後から株価は足踏み状態となっています。
純利益9,000億円超という歴史的な高水準の利益を稼ぎ出しているにもかかわらず、なぜ市場は一旦立ち止まるような反応を見せているのでしょうか。
この理由について、元機関投資家の泉田良輔氏が伊藤忠商事の最新決算と株価の動きを読み解きます。
この記事のポイント
- 商社株の強さは「インフレ環境下で利益額が自動的に膨らむ」ビジネスモデルにある
- 長期的な株価上昇を経て、足元は手堅い業績予想を背景とした「利益確定売り」の調整局面
- 豊富なキャッシュを活用した「1.5兆円規模の成長投資」が次なる株価上昇のドライバーとなる