4. まとめ|老後の支援制度は「知っているかどうか」で差がつく時代に
物価上昇が続くなか、年金だけで家計を維持することに不安を感じるシニア世代も増えています。
そうしたなか、年金生活者支援給付金や加給年金、雇用保険関連の給付制度など、公的支援を適切に活用する重要性はこれまで以上に高まっています。
一方で、多くの制度は「申請主義」であり、条件を満たしていても自動では受け取れません。
制度を知らないまま受給機会を逃してしまうケースもあるため、自身や家族が対象になる制度を事前に確認しておくことが大切です。
また、2025年以降は「106万円の壁」の見直しや在職老齢年金制度の改正など、働くシニアを取り巻く制度環境も変化していきます。6月の年金改定シーズンを機に、公的支援制度や老後の収支バランスを改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 日本年金機構「令和8年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省「離職されたみなさまへ」
- 厚生労働省「Q&A~高年齢雇用継続給付~」
- 厚生労働省「「高年齢雇用継続基本給付金」 「高年齢再就職給付金」」
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」
- 厚生労働省「令和7年4月1日から高年齢雇用継続給付の支給率を変更します」
- 厚生労働省「雇用保険受給資格者のみなさまへ 再就職手当のご案内」
- 日本年金機構「加給年金額と振替加算」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします~年金額は前年度から 1.9%の引上げです~」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 厚生労働省「在職老齢年金制度の見直しについて」
加藤 聖人