2. 新NISAの基本を解説。「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の併用と生涯非課税のメリット

ここでは、新NISA制度の基本的なポイントを整理します。

NISAは、通常、投資で得た利益に対して約20.315%課される税金が非課税になる制度です。

この制度は2014年に開始され、数回の見直しを経て2024年からは、より使いやすくなった「新NISA」として生まれ変わりました。

2.1 新NISAの2つの枠「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の主な違い

【新NISA】「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の特徴2/3

【新NISA】「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の特徴

出所:金融庁「NISAを知る」

新NISA「成長投資枠」

  • 年間投資上限額:240万円
  • 非課税保有期間:無期限
  • 投資対象商品:上場株式・投資信託など

新NISA「つみたて投資枠」

  • 年間投資上限額:120万円
  • 非課税保有期間:無期限
  • 投資対象商品:投資信託やETF

非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠1200万円)※枠の再利用が可能

新NISAの最大のメリットは、運用から得られる売却益や配当金に、通常約2割かかる税金が課されないことです。

利益がまるごと手元に残るため、これから資産形成を考えるなら、新NISAの活用は有力な選択肢となるでしょう。

また、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」は同時に利用できるので、ご自身の資金状況やライフプランに合わせて柔軟に投資計画を立てられます。

例えば、毎月少しずつ積み立てたいなら「つみたて投資枠」、まとまった資金を運用したいなら「成長投資枠」というように、目的に合わせて使い分けられるのもこの制度の魅力です。

さらに、非課税で資産を保有できる期間に上限がなくなったため、より長期的な視点での資産運用がしやすくなりました。