5. ガーデニングの基本知識:日なた・日陰・半日陰の違いとは
最後に、植物を育てるうえで大切な「日なた、日陰、半日陰、明るい日陰」という言葉の違いについて確認しておきましょう。
- 日なた:一日を通して日光がよく当たる場所。もしくは日陰になる時間が1日に2~3時間程度の場所。
- 半日陰:一日のうち半分ほど(3~6時間程度)日が当たる場所。または、木漏れ日が差し込むような場所。
- 明るい日陰:直射日光はほとんど当たらないものの、壁などの反射光によってある程度の明るさが保たれる場所。または、1日に1~2時間ほど日が当たる場所。
- 日陰:一日を通して、ほとんど日光が当たらない場所。
「日陰でも育つ」とされる植物の多くは、実際には「半日陰」や「明るい日陰」の環境を好みます。完全な「日陰」で育つ植物もありますが、そうした場所では花つきが悪くなったり、葉の色が薄くなったりすることがあります。
植物を植える際は、できるだけ明るい場所や、短時間でも日光が当たる場所を選ぶと、元気に育てやすくなりますよ。
著者
LIMO編集部
樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
樹木医、1級造園施工管理技士、一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。
秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。