2. 新NISAを始める前に確認したい3つのポイント
新NISAは少額から始められる制度ですが、無理なく続けるためには、始める前にいくつか確認しておきたいポイントがあります。
とくに50歳代から資産形成を始める場合、運用期間が限られるため、「長く続けられること」を重視する姿勢が大切です。
まず確認したいのが、「生活防衛資金」を確保できているかです。
生活費や急な医療費、住宅修繕費などに備えるため、すぐに使う可能性があるお金まで投資に回してしまうのは避けたいところです。
一般的には、数カ月分の生活費を現金で確保したうえで、余裕資金を使って積立を行う考え方が基本とされています。
次に重要なのが、「毎月いくらなら無理なく積み立てられるか」を把握することです。
老後資金を意識すると高額な積立を考えがちですが、家計を圧迫して途中でやめてしまっては意味がありません。
教育費や住宅ローン、介護への備えなど、今後の支出も考慮しながら、継続しやすい金額を設定することが重要です。
さらに、「何のために資産形成を行うのか」という目的を明確にしておくことも欠かせません。
老後生活費の補填なのか、旅行や趣味を楽しむ資金なのかによって、目標額や積立額も変わってきます。
では実際に、毎月一定額を積み立てた場合、将来的にどの程度の資産形成が期待できるのでしょうか。
次章では、50歳から65歳まで積立投資を続けた場合のシミュレーション結果を見ていきます。