6. まとめ
75歳以上の方が原則として加入する後期高齢者医療制度では、医療費の自己負担割合が所得に応じて1割・2割・3割に分かれます。
年金収入や課税所得によって負担割合が変わるため、75歳以降の医療費を考えるうえでは、自分がどの区分に該当するのかを確認しておきたいところです。
また、後期高齢者医療制度の保険料は都道府県ごとに異なります。
2026年度の平均保険料額を見ると、全国平均は月額7989円ですが、東京都では1万円を超える一方、青森県では4990円となっており、住んでいる地域によって差があります。
さらに、2026年度からは「子ども・子育て支援金制度」が始まり、後期高齢者医療制度の加入者も医療保険料に上乗せする形で負担することになります。
老後の家計を考える際は、年金額だけでなく、医療費の自己負担割合や保険料、今後新たに始まる負担についても把握しておくことが大切です。
参考資料
- 政府広報オンライン「後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい?」
- 東京都後期高齢者医療広域連合「対象者」
- 厚生労働省「医療費の一部負担(自己負担)割合について」
- 東京都後期高齢者医療広域連合「後期高齢者医療制度の仕組み」
- 厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和8・9年度の保険料率について」
- こども家庭庁「子ども・子育て支援金制度について」
加藤 聖人