4. 年金から天引きされる5つの項目!税金と社会保険料の内訳
老後に受け取る年金からも、現役時代と同様に税金や社会保険料が天引きされます。
公的年金から天引きされる主な項目は、以下の5つです。
- 所得税と復興特別所得税
- 住民税と森林環境税
- 国民健康保険料
- 後期高齢者医療保険料
- 介護保険料
※国民健康保険料と後期高齢者医療保険料は、年齢に応じてどちらか一方が天引きの対象となり、両方が同時に差し引かれることはありません。また、これらの項目にはそれぞれ天引きの要件があり、すべての受給者が対象となるわけではない点にご留意ください。
4.1 天引き項目1:所得税・復興特別所得税
所得税は個人の所得に対して課される国税です。年金の額面から公的年金等控除、基礎控除、配偶者控除といった各種控除を差し引いて算出した「課税所得」に、定められた税率を乗じて計算します。加えて、2013年1月1日から2037年12月31日までの期間は、復興特別所得税も併せて徴収されます。
一例として、年金収入から各種控除を適用した後の「課税所得」が194万9000円以下であれば、所得税率は復興特別所得税を含めて5.105%が適用されます。
著者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)