株式会社ウェザーニューズは、2026年5月12日、2026年の「梅雨入り・梅雨明け見解」を発表しました。沖縄・奄美では平年より早く梅雨入りしていますが、他の地域はどうなのか。詳しく紹介します。
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1. 2025年の振り返り。梅雨入りが早い地域と遅い地域が混在
2026年の梅雨は一部地域ですでに始まっており、奄美地方で平年(5月12日頃)より早い5月3日頃、沖縄地方で平年(5月10日頃)より早い5月4日頃に梅雨入りしています。
ただ、これはあくまで例年と比較した場合で、2025年と比べるとほぼ同じタイミングでの梅雨入りとなっています。
昨年の梅雨を振り返ると、5月は太平洋高気圧が日本の東から南で強まりやすく、梅雨前線の北上が早くなったため、沖縄〜北陸では平年よりもかなり早い梅雨入りとなりました。
その後、一旦梅雨前線は沖縄から本州南岸付近に停滞しやすくなりましたが、6月上旬以降、前線は次第に北上。中旬以降は西日本から東日本付近に停滞しやすくなり、沖縄・奄美での早い梅雨明けと東北での遅い梅雨入りをもたらしました。
2. 2026年は梅雨明けが早く「短くなる」予想
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出所:株式会社ウェザーニューズ
今年は5月はじめ頃から梅雨前線が沖縄付近に停滞するようになり、沖縄・奄美で平年より早い梅雨入りとなりましたが、その後、太平洋高気圧の北への張り出しは平年程度に強まり、梅雨前線の北上も平年並になるとみられます。
このため、九州南部〜東北北部の梅雨入りは概ね平年並となる予想です。
6月は本州から南岸付近に前線が停滞しやすく、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい時期があり、梅雨前線の活動が活発になります。
6月下旬には太平洋高気圧に覆われるようになるため、沖縄・奄美では平年並の梅雨明けとなる予想です。7月は、西日本の日本海沖から北陸・東北付近に前線が停滞しやすくなります。
西日本では7月上旬にかけて、北陸や東北では7月前半に強雨や大雨に注意・警戒が必要となりますが、7月半ばになると太平洋高気圧の本州付近への張り出しが平年程度に強くなり、九州南部〜東北北部で順次、梅雨明けとなる見込みです。
3. 総雨量は九州〜東北で「平年並」もしくは「多くなる」見込み
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出所:株式会社ウェザーニューズ
今年の梅雨期間の雨量は、沖縄・奄美で平年並、九州南部〜東北北部で平年並か多くなる予想です。
沖縄・奄美では5月下旬にかけて、周期的に天気が変わる時期があるものの、次第に曇りや雨の日が多くなる見通しです。6月上旬から中旬は湿った空気の影響で強雨や大雨となる可能性があります。
また、6月は日本の南で太平洋高気圧の勢力が次第に強まり、梅雨前線は本州付近に停滞しやすくなるとのこと。7月前半になると、太平洋高気圧は北への張り出しをさらに強め、梅雨前線は西日本の日本海沖から北陸・東北南部付近に北上します。
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出所:株式会社ウェザーニューズ
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出所:株式会社ウェザーニューズ
西日本では6月半ば頃から7月上旬にかけて、東日本の太平洋側では6月下旬、北陸や東北では7月前半を中心に、強雨や大雨に注意・警戒が必要です。
4. 各地方の梅雨入り・梅雨明け予想
各地方の梅雨入り・梅雨明け予想は以下の通りです。
- 沖縄:5/4頃〜6月下旬
- 奄美:5/3頃〜6月下旬
- 九州南部:5月下旬〜7月中旬
- 九州北部:6月上旬〜7月中旬
- 四国:6月上旬〜7月中旬
- 中国:6月上旬〜7月中旬
- 近畿:6月上旬〜7月中旬
- 東海:6月上旬〜7月中旬
- 関東甲信:6月上旬〜7月中旬
- 北陸:6月中旬〜7月中旬
- 東北南部:6月中旬〜7月下旬
- 東北北部:6月中旬〜7月下旬
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今年の梅雨期間は「短い」との予想ですが、けっして「雨量が少ない」わけではありません。むしろ、短期間に凝縮されたような激しい雨が降るリスクを抱えています。
「まだ梅雨が始まったばかりだから」と油断せず、ハザードマップの再確認や防災用品の点検など、今のうちにできる備えを済ませておきましょう。
参考資料
LIMO編集部