2. 【高額療養費制度】2026年8月開始!70歳未満も気になる「月額上限アップ」の背景
今回の見直しは全世代が対象ですが、大きな柱となるのは2026年8月からの「月額上限の引き上げ」と、2027年(令和9年)4月からの「所得区分の細分化」です。
背景には少子高齢化による医療費増大があり、制度の持続可能性を高めるために、負担能力に応じた見直しが行われます。
2.1 3つの改正ポイント「70歳未満の自己負担」どう変わる?
とりわけ70歳未満の方に関わる具体的な変更点は以下の3点です。
- 月額上限額の引き上げ:物価や賃金の動向に合わせて、70歳未満の各区分でも自己負担限度額が引き上げられます。
- 所得区分の細分化:特に高所得者層において、これまで一括りだった区分が細かく分かれ、より高い限度額が設定されます。
- 年間上限額の新設:1ヶ月単位の負担が増える代わりに、1年間の合計負担額に上限を設ける仕組みが導入されます。
これまで一律だった中間層から高所得層にかけては段階的に負担が増えることになりますが、所得が一定基準以下の方(住民税非課税世帯など)に対しては、引き上げ率を抑えるなどの配慮がなされています。
