2. 「さわやか」はもうすぐ50周年。県外不出の理由とは
「さわやか」の歴史は、1977年に富田重之氏が静岡県袋井市(旧浅羽町)にオープンした「コーヒーショップさわやか」から始まりました。
看板メニューである「げんこつハンバーグ」は、創業当時から試行錯誤を重ねて生み出されたものです。
「これほど人気なら全国展開すればいいのに」という声は絶えませんが、さわやかが頑なに静岡県内に留まるのにはきちんとした理由があります。それが「品質管理へのこだわり」です。
さわやかは、袋井市にある自社工場で、その日に使用するハンバーグの肉を毎日一括管理・加工しています。
保存料を一切使わず、肉の鮮度が命であるため、工場から各店舗へ数時間以内で配送できる範囲にしか出店しないという方針を定めています。
このストイックな姿勢こそが、結果として「静岡に行かなければ食べられない」という唯一無二の付加価値を生み出し、今日の爆発的な人気につながっています。
