静岡県民から熱烈な支持を受ける「炭焼きレストランさわやか」の新静岡セノバ店が、2026年5月13日に閉店します。SNSでは地元の方のみならず、県外のファンからも別れを惜しむ声が相次いでいます。

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出所:さわやか株式会社

出所:さわやか株式会社

1. 人気店舗はなぜ閉店?理由は「契約満了」

新静岡セノバ店は、2011年10月に商業施設「新静岡セノバ」の開業とともにオープン。静岡鉄道・新静岡駅直結、かつJR静岡駅からも徒歩圏内という圧倒的なアクセスの良さから、県内35店舗の中でもトップクラスの来客数を誇っていました。

地元民だけではなく県外から新幹線や高速バスで訪れる観光客にとっても足を運びやすい店舗で、週末には開店前から数百人が並び、待ち時間が数時間になることも珍しくありませんでした。

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出所:さわやか株式会社

出所:さわやか株式会社

これほどの繁盛店がなぜ閉店するのか。同社は理由について「新静岡セノバとの賃貸借契約の満了」と説明しています。やむを得ない理由とはいえ、さわやかの象徴的な存在がなくなることに、多くのファンがショックを受けているようです。

2. 「さわやか」はもうすぐ50周年。県外不出の理由とは

「さわやか」の歴史は、1977年に富田重之氏が静岡県の菊川町(現・菊川市)にオープンした「コーヒーショップさわやか」から始まりました。

看板メニューである「げんこつハンバーグ」は、創業当時から試行錯誤を重ねて生み出されたものです。

「これほど人気なら全国展開すればいいのに」という声は絶えませんが、さわやかが頑なに静岡県内に留まるのにはきちんとした理由があります。それが「品質管理へのこだわり」です。

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出所:さわやか株式会社

出所:さわやか株式会社

さわやかは、袋井市にある自社工場で、その日に使用するハンバーグの肉を毎日一括管理・加工しています。

保存料を一切使わず、肉の鮮度が命であるため、工場から各店舗へ数時間以内で配送できる範囲にしか出店しないという方針を定めています。

このストイックな姿勢こそが、結果として「静岡に行かなければ食べられない」という唯一無二の付加価値を生み出し、今日の爆発的な人気につながっています。

3. 2026年7月に「MARK IS 静岡店」をオープン予定

新静岡セノバ店の閉店自体はショッキングですが、実は新静岡セノバ店の閉店から約2ヶ月後となる2026年7月に、静岡市葵区の商業施設「MARK IS 静岡」に新店舗をオープンすることが決まっています。

さわやかの新店舗がオープンする予定の「MARK IS 静岡」4/4

さわやかの新店舗がオープンする予定の「MARK IS 静岡」

出所:三菱地所プロパティマネジメント株式会社

新店舗となる「マークイズ静岡店(仮称)」は、JR東静岡駅からもほど近く、車でのアクセスも良好な立地です。新静岡セノバ店が担っていた静岡市内の拠点としての役割は同店に引き継がれる形となります。

新店舗では既存店での課題である混雑や入店待ちの環境などの改善も期待されます。

4. 「仕方ないけど残念」「寂しすぎる」の声

今回のニュースを受け、SNSでは閉店に対する驚きと悲しみの声が広がっています。

  • 「契約満了なら仕方ないけど残念」
  • 「アクセス良かったから、寂しすぎる!」
  • 「静岡に行ったら、絶対に立ち寄ってたのに…」

など、地元民だけでなく、県外のファンの反応を示しています。

7月にオープンするマークイズ静岡店(仮称)に対しては、期待と不安が入り混じっているようです。特に注目を集めているのが、店舗へのアクセスです。

マークイズの駐車場が利用できるため、新静岡セノバ店の弱点であった駐車場不足が解消され、車で来店する人にとってはより足を運びやすくなります。一方、高速バスや新幹線を利用する場合は新静岡セノバ店より若干利便性が落ちます。

果たして新店舗はどのようになるのか。そして、新静岡セノバ店の最終日にはどれだけの行列ができるのか。いつも以上の行列ができることは間違いなさそうです。

参考資料

LIMOローカルニュース編集部