3. 2026年8月からの高額療養費制度、「年間上限」が新設!長期療養の負担を抑える
一方で、長期の治療が必要になった際の家計負担を軽減する新しい仕組みも始まります。
2026年8月からは、月ごとの支払いが積み重なっても、年間の合計額が一定(例:一般所得者なら年間9.6万円〜など)を超えた分は支払わなくて済む「年間上限」が新設されます。
また、1年間に3回以上上限に達した後の「4回目以降」の負担をさらに軽くする「多数回該当」の仕組みも、長期療養者への配慮から現行水準で維持されます。加えて、2026年6月からは年金額の増額改定(国民年金1.9%・厚生年金2.0%想定)も予定されています。
高額療養費の「月額の上限」と「新設される年額の上限」の両方を理解しておくことで、実際に制度を利用する際にも安心して対応しやすくなります。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。