2. 【中間管理職】部長の年収は1000万円超!生涯年収の差はどれくらい?

月収だけでは年収のイメージがつかみにくいため、ボーナスを年2回(合計で月給の4カ月分)と仮定して年収を試算します。これは、一般的な企業水準であるボーナス4カ月分(年間)を仮定して算出した参考値ですが、役職による賃金格差の傾向を掴む目安になります。

2.1 中間管理職の平均年収一覧表(試算・男女計)

  • 部長級:約1017万円(63万5800円×16カ月=1017万2800円)
  • 課長級:約847万円(52万9200円×16カ月=846万7200円)
  • 係長級:約639万円(39万9200円×16カ月=638万7200円)
  • (参考)非役職者:約497万円(31万500円×16カ月=496万8000円)

今回試算した中間管理職の年収はいずれも非役職者の全体平均を大きく上回り、役職に就くことが、個人の経済基盤を強化する強力な手段であることは、数字の上でも明らかです。

2.2 役職・非役職者の賃金格差(非役職者=100)

  • 部長級:204.8(前年207.1)
  • 課長級:170.4(前年169.1)
  • 係長級:128.6(前年127.4)

部長は非役職者の約2.05倍、課長は約1.70倍、係長は約1.29倍の月収となっています。このように中間管理職へ昇進することで、生涯年収には数千万円規模の差が生まれる計算です。管理職特有の責任や負担は伴いますが、この「数千万円の差」がもたらす生活のゆとりや資産形成の可能性は、決して無視できない魅力です。