2. 日陰の玄関先を一年中彩る《小さめ常緑低木》3選

2.1 初夏にいい香りの白い花が咲く「コクチナシ」

一重咲きのコクチナシ2/12

一重咲きの白い花を咲かせている、コクチナシ

vuvu/shutterstock.com

コクチナシは一般的なクチナシより花も葉も小さく、樹高も30〜40cm程度と低い、小ぶりな庭木。横に広がるようにこんもりと育ちます。初夏には純白の美しい花を咲かせ、玄関を通るたびに甘い香りで季節を感じさせてくれます。

葉が小さく密に茂るため、玄関先の足元を彩るグランドカバーや鉢植えにもぴったりです。シンプルな一重咲きだけでなく、バラのような八重咲きの品種もあるため、好みや玄関の雰囲気に合わせて選びましょう。

枝の切り戻しや樹形を整える剪定は、花後すぐに行いましょう。虫がつきやすいため、市販の殺虫剤を適切に使用して対応してください。寒さに弱いため、頻繁に霜が降りる地域ではマルチングをすると冬越ししやすくなります。

※参考価格:800円~1500円前後(4号ポット苗)

2.2 日陰のグランドカバーにもなる「フッキソウ」

フッキソウ3/12

ブラシ状の花を白い咲かせているフッキソウ

Orest lyzhechka/shutterstock.com

一年を通して鮮やかな緑色の葉を保ち、春にはひっそりと白い小花を咲かせるフッキソウ。最大樹高が20cm程度と低いので、多年草として扱われることもあります。

這うように横に広がって育つため、土の表面を美しく覆うグランドカバーや、玄関先のシンボルツリーの株元にもおすすめです。斑入り葉の品種は、花のない時期も日陰の空間を明るく彩ってくれます

病虫害に強く、成長がゆっくりで株姿が乱れにくいため、一度根付いて環境に馴染めばお世話の手間はほとんどかかりません。ローメンテで楽しめるのも嬉しいポイントです。

※参考価格:300円~1000円前後(3号ポット苗)

2.3 いい香りの花とかわいい実が楽しめる「サルココッカ」

サルココッカ4/12

白い花を咲かせているサルココッカ。黒い実もついている

Tom Meaker/shutterstock.co

寒さの残る早春から春にかけて、甘い香りの小さな白い花を咲かせるサルココッカ。秋から冬にかけては黒や赤の実をつけ、季節の変化を感じさせてくれます。

小ぶりでつややかな葉は、暗くなりがちな玄関先をスタイリッシュに演出。最大樹高は1m程度なので、玄関アプローチ沿いの低い生け垣や、小さなシンボルツリーとして育てるなど、さまざまな楽しみ方ができます。

病虫害に強く、成長がゆっくりでコンパクトにまとまる、ローメンテで扱いやすい低木です。寒さには少し弱いため、霜が頻繁に降りる地域では根元にマルチングをしておきましょう。

※参考価格:1000円~3000円前後(4号ポット苗)