6月は年金受給者にとって、「年金額改定通知書」や「年金振込通知書」が届く重要な時期です。2026年度は公的年金の増額改定に加え、低所得の年金受給者を支える「年金生活者支援給付金」の給付基準額も見直されます。
この制度は、老齢・障害・遺族年金を受給している人のうち、所得が一定基準以下の人を対象とした恒久的な公的支援です。ただし、対象となっていても申請を行わなければ受給できず、「知らないままゼロ円」というケースもあります。
また、日本年金機構から届く封筒の色によって手続き方法が異なる点も注意が必要です。これから年金を受け取る人だけでなく、すでに受給中の人でも、新たに対象となる場合があります。
本記事では、2026年度の年金生活者支援給付金の最新給付額や支給要件、申請手続きの流れを整理しながら、高齢者世帯の所得実態についてもあわせて解説します。
1. 「年金生活者支援給付金」とは?低所得の年金受給者を支える恒久制度
年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして支給される給付金で、以下の3種類があります。
- 老齢年金生活者支援給付金
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金
「老齢・障害・遺族」、それぞれの基礎年金を受給中の人が、公的年金を含めても所得が一定基準以下となる場合に、2カ月に一度、受け取ることができるものです。
