2. 国民年金「月7万円」受け取れるのはどんな人?
国民年金を満額の「月7万円」受け取るには、保険料を未納なく納める必要があります。国民年金には、原則20歳から60歳までの40年間加入します。加入期間中のすべての保険料を納めれば、満額の月額7万608円(※2026年度)を受給できる仕組みです。
学生時代に保険料の納付を猶予してもらう「学生納付特例」を使っている人は、卒業後に保険料を追納しないと、満額の年金を受け取れません。また、なんらかの理由で国民年金への切り替えが遅れてしまい、保険料の未納期間がある場合も、国民年金の一部がカットされてしまいます。
とはいえ、学生納付特例を利用した場合などは、保険料の追納をつい忘れがちです。そうした人は、以下のように年金額を増やす工夫をすれば、月7万円の年金を受け取れる可能性が高まります。
- 付加年金:月額400円の付加保険料を支払って「200円×付加保険料月数」の分だけ年金を上乗せする
- 繰下げ受給:年金の受給タイミングを遅らせる代わりに受給額を1ヵ月あたり0.7%増やす
参考までに、国民年金の平均年金月額を見てみましょう。
- 〈全体〉平均年金月額:5万9310円
- 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
- 〈女性〉平均年金月額:5万7582円
全体は約6万円となっており、満額より低い水準ではあるものの、多くの人が一定額の年金を受給していることがわかります。
次章では、厚生年金を満額受け取れる人の要件を見ていきましょう。
