1. 1年半で株価が急上昇した良品計画、その背景にある「増収増益」

動画の冒頭、泉田氏は良品計画の2019年から直近までの株価チャートを確認し、市場平均との比較を行いました。

それまでTOPIXに対して劣後する場面もあった同社の株価ですが、直近の動向について泉田氏は「ここ1年半ぐらいはパフォーマンス超いいですね」と指摘します。

この株価上昇の背景にあるのが、シンプルかつ強力な「業績の良さ」です。

2026年8月期第2四半期(中間期)の決算実績を見ると、営業収益(売上高)は前年同期比14.8%増の4,385億円、本業の儲けを示す営業利益は同24.8%増の450億円と、大幅な増収増益を達成しています。

親会社株主に帰属する中間純利益も同34.5%増と、まさに絶好調と言える数字が並びました。

良品計画 2026年8月期上期 業績実績(前期比)1/4

良品計画 2026年8月期上期 業績実績(前期比)

出所:良品計画「2026年8月期第2四半期(中間期)決算短信」「決算説明会資料」(2026年4月10日)を基にイズミダイズム作成

さらに会社側は、通期の業績予想も上方修正しました。修正後の通期予想では、営業収益が前年比13.0%増の8,870億円、営業利益が同20.5%増の890億円(営業利益率10.0%)を見込んでいます。

単価がそれほど高くない日用品や食品などを中心に扱いながら、売上高が9,000億円に迫る規模へと成長している点について、泉田氏もその事業規模の大きさを評価しています。

また、株価を支えるもう一つの要因として見逃せないのが「利益率の高さ」です。セグメント別の営業利益率を見ると、国内事業が11.3%であるのに対し、東アジア事業は20.3%と非常に高い水準を誇っています。

稼ぎ頭である地域でしっかりと高い利益率を確保できていることが、今後の収益拡大への期待につながり、株価を押し上げる原動力となっているのです。