大型連休もあっという間に過ぎ、暦の上ではいよいよ夏。日中は汗ばむほどの陽気を感じる日が増えてきました。
近年は気温が急上昇する時期が早まっており、5月初旬から夏日を記録することもしばしばです。本格的な暑さが到来する前に、ガーデンの夏支度を整えておきたいですね。
これからの季節に苗をお迎えするなら、過酷な暑さの中でも涼やかさやシックな印象をもたらしてくれる、耐暑性のある植物を選ぶのがポイントです。手入れの負担を減らしつつ、洗練された大人っぽい空間を演出してくれる花々を、参考価格とともにご紹介します。
1. この記事で紹介する「暑さに強い一年草」
エボルブルス1/8
Tran Quoc Hung/shutterstock.com
※本来は多年草ですが、日本の気候に合わせて「一年草扱い」とされる植物も含まれます。
- トレニア:こんもりと広がり、透明感のある花を次々と咲かせます。
- エボルブルス:夏の庭に清涼感を運ぶ、涼しげで美しいブルーの花。
- ケイトウ:アンティーク調のカラーがシックな空間を演出します。
2. 暑さに強い《オシャレな一年草3選》夏ガーデンの準備に!
過酷な夏の環境下でも凛とした姿を保つ植物は、これからの季節の頼もしい存在です。今回は数ある夏の花のなかから、涼しげな色合いや洗練された草姿で、ガーデンを美しく彩ってくれる3種を厳選しました。
2.1 夏の庭に可憐な花を咲かせる「トレニア」
トレニア2/8
Yasuo Iwami/istockphoto.com
夏スミレとも呼ばれ、透明感のある繊細な花を咲かせるトレニア。柔らかな見た目に反して暑さに強く、晩秋まで次々と花を咲かせて涼やかな景色を作り出してくれます。
こんもりと茂るように成長するため、鉢植えの主役としても、花壇の縁取りとしても活躍。近年は爽やかなブルーや紫など、澄んだ色合いの品種が豊富に揃っており、上品な夏ガーデンを演出するのにぴったりです。
※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)
2.2 清涼感あふれるブルーのカーペット「エボルブルス」
エボルブルス3/8
ADENT PROJECT/shutterstock.com
目を奪われるほど鮮やかなブルーの花が特徴のエボルブルス。本来は多年草ですが、日本の冬の寒さに弱いため一年草として扱われることが多く、真夏の強い日差しの下でも涼やかな表情を絶やしません。
横に広がるように育つ性質があり、ハンギングバスケットから枝垂れさせたり、グラウンドカバーのように楽しんだりするのもおすすめです。
茎が伸びすぎて姿が乱れてきたら、適度に切り戻しを行うことで美しい草姿を保てます。
※参考価格:500~900円前後(3号ポット苗)
2.3 シックな彩りを添える個性派オブジェ「ケイトウ」
ケイトウ4/8
MSAIhsani/shutterstock.com
ロウソクの炎のような、ふんわりとした独特の花穂を持つケイトウ。かつては赤や黄色の原色カラーが主流でしたが、最近はガーデンを洗練された雰囲気に格上げしてくれる、ニュアンスカラーの品種が注目を集めています。
スモーキーなアンティークトーンや、優しげなバニラカラーを選べば、他の植物とも馴染みやすく、大人っぽいシックな空間に。ドライフラワーとしても長く楽しめる、デザイン性の高い植物です。
※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)
3. まとめにかえて
初夏から秋まで、過酷な季節を美しく彩ってくれる暑さに強い一年草を紹介しました。
一年草は季節ごとの植え替えが必要になりますが、開花期間の長い植物を選ぶことで、地域にもよりますが11月頃まで長く景色を楽しむことができ、日々のメンテナンスの負担を軽減することにもつながります。
涼しげなブルーの小花や、シックなニュアンスカラーの品種など、洗練された印象を与えてくれる植物を取り入れて、自分らしいセンスが光る上質な夏ガーデンを作ってみてはいかがでしょうか。
4. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
5. こちらの記事もおすすめ!
5.1 うちの庭に植えてよかった!植えっぱなしで毎年《いい香りのかわいい花が咲く》癒しのハーブ5選
うちの庭に植えてよかった!植えっぱなしで毎年《いい香りのかわいい花が咲く》癒しのハーブ5選
庭に植える植物を選ぶとき、「手間がかからないこと」と「見た目や香りがよいこと」は外せないポイントではないでしょうか。
今回は、一度植えれば毎年花を咲かせ、心地よい香りで癒やしてくれる、初心者にもおすすめの優秀ハーブを5つご紹介します。
5.2 【お金をかけない庭づくり】日陰の庭に植えっぱなしOK!今が植えどきの「春植え常緑多年草」5選
【お金をかけない庭づくり】日陰の庭に植えっぱなしOK!今が植えどきの「春植え常緑多年草」5選
しっとりと落ち着いた「日陰の庭」は、日々の喧騒を忘れさせてくれます。
この記事では歴30年のガーデナーが、日陰の庭におすすめの春植え多年草5選と、お金をかけない苗選び・植え付けの4つのコツをご紹介します。
5.3 【センスのいい寄せ植え】主役はオステオスペルマム!相性抜群のおしゃれな植物おすすめ6選
【センスのいい寄せ植え】主役はオステオスペルマム!相性抜群のおしゃれな植物おすすめ6選
プランターの主役に、一株でも存在感のある美しい花「オステオスペルマム」を植えてみませんか?
歴30年のガーデナーが、オステオスペルマムの寄せ植えに合う植物6選と、植物選びのポイント3つをご紹介します。
LIMOガーデニング部
