2. 年収400万円以上の割合は?過去5年間の推移と男女差をデータで見る

それでは、日本の平均的な水準である年収400万円台の人の割合と、年収400万円以上の人がどれくらいいるのかを見ていきましょう。

はじめに、国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」から、年収が「400万円超 500万円以下」の層の割合を確認します。

2.1 年収「400万円超 500万円以下」の割合

  • 全体:15.3%
  • 男性:16.9%
  • 女性:13.3%

全体で見ると、この年収層に該当する人は約15%を占めています。

次に、年収400万円以上の人の割合が過去5年間でどのように変化してきたのか、その推移を追ってみます。

2.2 年収400万円以上の割合【過去5年間の推移】

  • 令和2年分:45.3%
  • 令和3年分:46.9%
  • 令和4年分:48.8%
  • 令和5年分:49.2%
  • 令和6年分:52.0%

過去5年間のデータを見ると、年収400万円を超える給与所得者の割合は年々増加傾向にあることがわかります。

特に令和6年分では、その割合が全体の半数を超える52.0%に達しました。

さらに、令和6年分のデータを男女別で見てみると、年収400万円を超える人の割合には大きな差があることが明らかになります。

2.3 【男女別】年収400万円以上の割合(令和6年分)

  • 男性:約67.8%
  • 女性:約31.0%

男性では約7割近くが年収400万円を超えているのに対して、女性では約3割にとどまっています。

この結果から、男女間には2倍以上の開きが存在することがわかります。

男女それぞれのボリュームゾーン(最も人数の多い年収層)を確認すると、男性は「400万円超 500万円以下」(16.9%)が最多です。

一方、女性では「200万円超 300万円以下」(19.0%)が最も多くなっています。

このような違いは、男女間の賃金格差や、ライフイベントに伴う働き方の選択などが影響していると考えられます。