続いては、ありがた迷惑なプレゼントに困っている人の声を集めてみました。その対処法もあわせてチェックしておきましょう。
・「わが家では1週間の献立を決めているのに、賞味期限ぎりぎりの食材をもってくる。使い道がなくて、いつも困り果てています」
・「姑が、どう考えてもわが家には多すぎる食品をもってくる。仕方ないので、ご近所におすそ分けをしています。とはいえ、仕事で疲れている時に配りに行く苦労も分かってほしい」
・「同じ食器で揃えたいのに、違う種類のものをもらっても嬉しくない」
・「1メートルくらいの幅がある五月人形をもらったとき、『そうすればいいんだ…』と頭を抱えたのを覚えています」
・「大きな日本人形をもらい、置き場所に困りました。普段はトランクルームに置いておき、義父母が来る直前に飾っています」
お互いにとってちょうどいい距離感を保つには
いくら困るところがあるからといって、義両親との関係を断つのは難しいもの。お互いがほどよく感じる距離感を維持するためにも、以下の点に気をつけておきましょう。
子どもの状況は定期的に伝える
子どもの好き嫌いや性格は、親にしか分からない内容も少なくありません。そこで、定期的に子どもの様子を伝えておくといいでしょう。
「我が家の方針はこうなんです」と早めに伝えておくのがコツです。帰省時の困りごとが減ってくるでしょう。
折り合いを見つける
血の繋がっていない義父母とは、合わない部分があって当たり前。「自分の気持ちをすべて伝える」「いわれるがままになる」と極端に考えるのではなく、適度に折り合いをつけられるといいでしょう。
義父母の負担も考える
義父母に子どもの世話を任せすぎると、体力的な負担が大きくなってしまいます。このような状況が続くと、孫の世話にうんざりする「孫ブルー」に陥ってしまうことも。
いざという時はまだしも、普段から育児を任せっきりにしないよう配慮しておきましょう。
まとめ
義父母とのトラブルを防ぐためにも、「こういうのは困る」「迷惑だ」とストレートに伝えるのは避けたほうが安心です。
やんわりと「こうしてくれると助かります」と伝えたり、「いつも子どもの相手をしてくれて助かっています」と感謝したりと、相手の気持ちに配慮しておくといいでしょう。
「余計なことをされて困る」という場合も、ちょっとした工夫をすれば丸く収まることもあります。もらったものの対処方法や、考え方そのものを考え直してみるのもおすすめですよ。
LIMO編集部