3. バラの新苗の「育て方」6つのコツ

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バラを剪定している女性

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3.1 植え付け後のつぼみ摘み

新苗のつぼみは、夏まではすべて摘み取りましょう。花を咲かせるエネルギーをすべて葉と根の生長に回すことで、秋以降の株の体力が温存されます。

3.2 大きめの鉢への植え替えと水管理

1年目は地植えするより、天候によって移動できる鉢植えがおすすめです。購入時のビニールポットのままでは根詰まりを起こしやすいため、根鉢を崩さないようにしながら、ひと回り大きい鉢に植え替えましょう。

新苗は根が繊細なので、土の表面が乾いたら鉢底から流れるまでたっぷりと水を与えます。

3.3 病害虫の予防

新苗は成株に比べて抵抗力が弱く、病気にかかると一気に葉を落とし、光合成ができなくなります。風通しのよい場所に置き、こまめに葉の様子をチェックしましょう。

病害虫の予防対策として、10日に1回程度薬剤散布をするのも効果的です。

3.4 支柱による保護

新苗の枝はまだ細く、風や雨の重みで簡単に付け根から裂けてしまうことがあります。植え付けと同時に支柱を立てて、麻紐などで優しく固定してあげましょう。

3.5 夏を乗り切るマルチング

土の表面にウッドチップやワラなどのマルチング材を敷き詰め、直射日光による地温の上昇と急激な乾燥を防ぎましょう。マルチングは泥跳ねによる黒星病の感染予防にもなります。

3.6 肥料は控えめに

早く大きくしようと一度に大量の肥料を与えるのは逆効果です。新苗の根は未熟で、強い肥料に触れると、肥料焼けを起こして根を傷めてしまいます。

植え付け時に元肥混ぜ、追肥は規定量よりもやや薄めの液肥を定期的に与えるか、緩効性肥料を少量ずつ置くのが安全です。

4. 個性的な色のバラで庭に洗練された彩りを

シックで落ち着いた雰囲気をかもし出す、個性的な色のバラ。アンティークな風合いやニュアンスカラーのバラは、時間帯や天候によって、さまざまな表情を見せてくれます。

未熟な新苗を育てるのは、初心者にとって少し勇気がいることかもしれませんが、30年バラと向き合ってきた筆者にとっても、新苗が初めて花を咲かせた瞬間の感動は、何物にも代えがたいものです。

個性的な花色が魅力のバラを植えて、日々の暮らしに洗練された彩りを添えてみませんか。