7割の「おひとりさま老後生活」は苦しい!? 加速する長い老後・低収入・低年金という三重苦

一人暮らしをするいわば「お一人さま老後」が増えているようです。そのことは生涯結婚をしたことの無い「生涯独身者」が増えている数字からも現象として表れています。男女で見ますと2015年の国勢調査の未婚率によれば男性は23.37%の独身なのに対し、女性は14.06%となっています(生涯未婚率とは50歳までに一度も結婚したことのない男女)。

■ 男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯独身者

男性は4人に1人が独身者で女性は7人に1人が生涯一度も結婚をしたことがない割合になります。とかく独身男性には蛆が湧き女性が一人になると花が咲くとも言われております。例えば結婚したとしても長寿化が進む現在ではどちらかが先立に亡くなるので、女性のお一人さまになるケースを表した言葉と言えるかもしれません。

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ところが最近は、お一人さま高齢者が増え続けており、貧困や孤立や認知症などといった問題を抱える人が出始めており、中には万引といった犯罪を繰り返すケースが目立って増えているとテレビなのでも報道されております。

とりわけ女性は男性よりも長生きするのが一般的ですので、一人暮らしの数も男性の2倍とも言われております。また頼れる家族もいない一人暮らしの高齢女性は加齢から介護なども受けられず、孤立に耐えられず再び罪を犯す高齢女性が増えているのです。

■ 老人の三大不安は「お金」「健康」「孤独」

老後の三大不安はお金と健康と孤独だと言われております。これは老人であれば男女にそれほど違いは無いと思いますが、特に深刻なのが女性のお一人さまで中でも不安なのは「お金」と言われております。男性ほどは生涯賃金が高くないですし男性と比べても年金なども低いケースが多いからです。

それに男性よりも女性の方が平均寿命が長いので老後の費用は男性よりも余計にかかるのです。2015年の国勢調査データを見ると、65歳以上で配偶者がいない男性は約2割なのに対し、女性は約5割ですので比率は倍以上となります。

この数字からも女性の場合は結婚をしていても未婚の場合でも、お一人さま時間が長いので、女性ほど真剣に老後資金づくりに励むといった老後への資金準備をしておくことが大切になります。

■ 月に10万円以下で生活する

そこで配偶者も子供もいない女性の場合、老後を誰にも頼れないので老後の資金設計を考えなくてはいけません。2015年の総務省の家計調査によれば、60歳以上で一人世帯で仕事をしていない人の生活費は、1ヶ月で平均15万6374円だどうです。

これは平均数字なので実際は10万円以下で生活をしている高齢者の数は、想像以上に多いのではないかと思います。なんとも寂しい話ですが人生の最期を耐久生活の貧困で生活をしている実態が、ショックな事はこれが現実ですので老後の資金作りは真剣に考えておかなくてはいけません。ちなみに老齢基礎年金を真面目に納めた人は、月に6万5008円の年金がもらえます。

■ 長い老後・低収入・低年金という三重苦

繰り返しになりますが女性の人生は男性よりも長いです。そして傾向としては収入が増えず貯蓄も少ないです。しかも老後の年金額も少ないとなればこれは女性に取っては深刻な三重苦になります。なので収入の範囲内で生活する習慣は是非身につけて置かなければいけませんし借金などは厳禁となります。

対処方法としては収入の中から積立て貯蓄をすることですが、節約をしてお金を貯蓄するのではなく、収入の中から先に貯蓄額を天引きして仕舞う習慣が手っ取り早いやり方かと思います。そして交際費や通信費の見直しを図り収支の黒字化が第一歩です。

収入を増やせない人に取っては若いうちから「低コスト生活術」を習慣化する事も大切になります。仮に毎月2万円を節約しそれを貯蓄に回します。ここで2万円安い生活習慣をしていると2万円貯蓄できた他に2万円安く生活する習慣が身についていますので老後には4万円の効果が期待できるというわけです。

■ 約7割のお一人さま高齢者の生活は苦しい

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高校時代は水泳部・ボクシング部・サッカー部と転籍するもその後は
好きな空手道をしながら最後は性格的に合う応援団で活動する。
 
都内の私立大学卒業後は青色申告会に就職をしその後は故郷で仕事の傍ら
空手道場を運営する。
 
損害保険会社を退職してからはサラリーマン時代に
経験したビジネス感覚と空手道を通して学んだ我慢・忍耐・辛抱の経験を
活かした庶民感覚の目線を切り口としたWEBライターを始める。