5. 【老後はいくら必要?】老後資金をシミュレーション

老後資金は「2000万円必要」など一律の数字で語られがちですが、実際に必要な金額は世帯ごとの収入や支出、住まいの状況によって大きく異なります。

大切なのは、自分の家計に合わせて不足額を把握することです。

基本的な考え方は、毎月の生活費から年金などの定期収入を差し引き、その不足分に老後期間の年数をかけて概算する方法です。

たとえば、毎月約4万円不足する場合、20年間では約960万円、30年間では約1440万円が一つの目安になります。

さらに、医療費や介護費など年齢とともに増えやすい支出も考慮しておきたいところです。

また、住居費の確認も重要で、持ち家で住宅ローンが完済している世帯と、賃貸住宅で家賃負担が続く世帯では、必要資金に大きな差が生じます。

不足額が見えてくれば、貯蓄の取り崩しだけでなく、支出の見直しや働いて収入を補う選択肢も検討しやすくなるでしょう。