シャープ株式会社は、2026年4月23日、消臭機能を備えた「プラズマクラスターオウルフローハンディファン<PJ-HS01>」を発表しました。SNSでは同社らしい付加価値に期待の声が上がっています。

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出所:シャープ株式会社

1. 暑さ対策に欠かせないアイテムになったハンディファン

ハンディファンはかつては100均などで安く売られているアイテムでしたが、2017年ごろから韓国でのヒットなどを受け、日本でも若者を中心に支持が拡大。2018年にFrancfrancが発売したモデルのヒットにより、おしゃれアイテムとして認知されるようになりました。

近年は酷暑の影響で性能面も進化しており、氷のような冷たさの風を生み出すペルチェ式冷却プレートを搭載したモデルなども登場。多機能化も進んでおり、モバイルバッテリー機能やミスト噴射機能を備えるモデルも出てきています。

若者中心のブームから老若男女が使用するアイテムになったことで、安全性や環境への配慮を重視する動きもみられます。直近では、ナトリウムイオン電池をバッテリーとして採用するなど、発火リスクの少なさをうたう商品も登場しています。

2. シャープのハンディファンは「消臭機能」で差別化

シャープといえば、エアコンや空気清浄機、冷蔵庫などの家電で独自技術「プラズマクラスター」を採用していることが有名です。

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出所:シャープ株式会社

プラズマクラスターは2000年に同社が開発した技術で、空気中の水分子と酸素分子に電圧をかけることで、プラスの水素イオンとマイナスの酸素イオンを作り出す…というものです。

分かりやすく説明すると、空気を綺麗にすることに加え、除菌・消臭・静電気除去・美肌効果など、さまざまなプラスの価値を生み出してくれます。

そんなシャープの代名詞をハンディファンにも生かしたのが、新発売する「プラズマクラスターオウルフローハンディファン<PJ-HS01>」です。

衣類に付着した汗臭や付着ミドル脂臭を消し去ることで、ただ涼しいだけでなく、不快感のない空間づくりにも貢献してくれます。

なお、同社が実施した試験によると、吹き出し方向約10cmの位置に汗臭のニオイ成分がしみこんだ試験片を置いて消臭効果を調査した結果、付着汗臭は約6時間、付着ミドル脂臭は約1時間で気にならないレベルまで消臭できた(運転モードが「中」の場合)とのことです。

3. 大風量と静音性も売り。バッテリーも安心設計に

消臭効果が際立ちますが、空調家電で培った知見で本質である「送風」にもさまざまな工夫があります。

同社サーキュレーターの送風構造を応用し、ヘッド部分を奥行きのある筒状の構造にすることで風速を高め、らせん状のグリル(ファンガード)により直進性のある風にすることで、涼しさを感じやすい大風量を実現しました。

また、静音飛行で知られるフクロウの翼形状を応用した「ネイチャーテクノロジー」もポイント。ファンの断面にふくらみを持たせたり、グリルにセレーションと呼ばれる微細な凹凸を付けたりすることで、風切り音を抑制しています。

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出所:シャープ株式会社

昨今はリチウムイオン電池のトラブルが相次いでいますが、PJ-HS01は動作温度最大60℃のリチウムイオン電池を採用することで、リスクを軽減しています。

さらに周囲を強度が高く燃えにくいアルミ素材と難燃樹脂で覆うことで、万が一の異常発熱時にも延焼や被害を最小限に抑える設計となっています。バッテリーの取り外しが可能なので、リサイクル回収がしやすいのもうれしいポイントです。

4. <PJ-HS01>のスペック

プラズマクラスターオウルフローハンディファン<PJ-HS01>のスペックは以下の通りです。

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出所:シャープ株式会社

  • カラー:ブラック系/メタリックアッシュ、ピンク系/フロストピンク
  • 定格入力:DC5V 1.1A
  • 充電池:リチウムイオン電池 DC3.6V 2350mAh(8.46Wh)
  • 充電寿命:約700回充電
  • 充電時間:約5時間(運転停止時)
  • 充電温度範囲:約5~40℃
  • 使用温度範囲:約0~40℃
  • 連続運転時間:(強)約3時間 (中)約10時間 (弱)約20時間 (リズム)約30時間
  • 外形寸法:(幅×奥行×高さ)77×54×183mm
  • 重量:約200g

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出所:シャープ株式会社

発売日は2026年5月28日。希望小売価格はオープンで、公式オンラインストア価格は税込9900円。月産台数は1万5000台を予定しています。

5. 「電車の中でめっちゃ便利!」「中年に刺さるw」

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出所:シャープ株式会社

今回の新製品の発表を受け、SNSでは「電車の中でめっちゃ便利!」「中年に刺さるw」など反響を呼んでいます。

期待の声が大きいのは、やはり最大の売りである「消臭機能」です。

  • 「電車の中でめっちゃ便利!汗だくのまま乗ると罪悪感がすごいから助かる」
  • 「付着ミドル脂臭…中年に刺さるw」
  • 「営業先に入る前にこれで全身を消臭したい」

など、ビジネスパーソンを中心に好意的なコメントが見受けられました。

価格が約1万円ということには賛否両論ですが、

  • 「発火のニュース見てから怖かったから、高くても良いものを買いたい」
  • 「60℃の環境を想定して設計してるなら、真夏でも安心。高いのも仕方ないか」

など、安全にとことんこだわった設計だからこその納得感もあるようです。

年々、進化を続けているハンディファン市場。4月はシャープだけでなくダイソンのような空調メーカーも参入し、活況を呈しています。果たして今年はどのようなトレンドになるのか。各社の熾烈な競争にも注目したいところです。

参考資料