女性のなかには、毎日の仕事や家事、育児に追われて「つらい」と感じている人も多いのではないでしょうか。

夫婦でしっかり話し合って、または自分でしっかり考えて進むべき道を決めていたとしても、職場や親、親戚など周囲の人たちからさまざまな意見を聞かされて、気持ちが揺れてしまう場合もあるでしょう。

女性の「つらさ」とは

女性の人生には、結婚や妊娠、出産、育児、そして退職や復職などといったさまざまな転機が訪れます。それぞれのタイミングで自分なりの判断を下しながら前に進まなくてはなりません。かつて日本では「男はつらいよ」という映画が大変な人気を博していました。しかし今、「女性はつらい」と考えている人が増えているのです。

セレブ主婦向け雑誌として一世を風靡した光文社の『VERY』をご存じでしょうか。東京都白金発の「シロガネーゼ」、兵庫県芦屋発の「アシャレーヌ」といった言葉を生み出したのも『VERY』でした。この『VERY』で扱われるテーマが時代とともに変化しています。

2013年2月のテーマは「子育てがつらい私はダメ母ですか?」、16年10月のテーマは「『いい母』の定義なんて誰が決めた?」でした。18年には「『きちんと家のことをやるなら働いてもいいよ』と将来息子がパートナーに言わないために今からできること」という特集が組まれています。

女性たちはどんな「つらさ」のなかにおかれているのでしょうか。

幸福度を決めるもの