2. 手間が少ないのも魅力!モッコウバラ栽培のコツ

わが家の庭で壁面に誘引しているモッコウバラ2/7

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一般的なバラは、病気や虫を防ぐための定期的な消毒や、季節ごとのこまめな剪定など、時期に合わせた世話が必要。そのため、初心者の方には少しハードルが高く感じられるかもしれません。

わが家では1株を20年ほど育てていますが、モッコウバラは、そうした一般的なバラと比べると、とても丈夫で世話の手間も格段に少ないと思います。

生育旺盛なため、意図せぬ場所へ伸びた枝は花が終わった直後(5〜6月頃)に切って形を整えるのが栽培のコツ。夏の終わりには翌年の花芽ができるため、秋冬に枝を切ると春にお花が咲かなくなってしまうこともあるためです。また、真夏の剪定は植物へのダメージが大きいため、暑さのピークが来る前に剪定を済ませましょう。

加えて、アーチに仕立てたい場合は、夏場にぐんぐん育ったツルを、冬に誘引してあげてくださいね。アーチだけでなく家の外壁やフェンスへ誘引すると、庭の景色がさらに華やかになりますよ。

外壁に誘引したい場合は、外壁を傷つけない「屋外用の強力な粘着フック」や、立てかけるタイプの「トレリス」などを活用するのが安心です。いろいろなアイテムがありますので、チェックしてみてくださいね。

フック等を使わず、すでにあるフェンスなどに這わせてあげるのも、立派な壁面飾りのようになって素敵です。数年で立派なアーチや壁面飾りを作ることができますよ。花が咲く春以外の季節も、葉のグリーンが庭や壁面を彩ってくれると思います。

3. モッコウバラの植えどきはいつ?

モッコウバラの植え付けは、秋が理想的ですが、春に流通する苗をお迎えしても大丈夫ですよ。

大きく成長するので地植えがおすすめですが、鉢植えで育てる場合は、水切れしないよう、しっかり水やりをしてください。

4. モッコウバラと一緒に育てたい!おすすめの組み合わせ

純白のコデマリと黄色のモッコウバラの組み合わせはとても素敵です3/7

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4月後半から5月の連休にかけて満開を迎えるモッコウバラ。この素晴らしい時期に、同じタイミングで咲く植物をそばに植えると、庭の景色がぐっと深まります。

私のイチオシは、以前の記事でも紹介したコデマリです。

モッコウバラのやわらかなイエローに、コデマリの純白の小花がとてもよく映え、お互いの美しさを引き立て合う素敵なコラボレーションを見せてくれますよ。