3. 寒冷地でも植えっぱなしで雑草対策!日なた~半日陰のグランドカバー3選

3.1 タマリュウ

スタイリッシュな葉がおしゃれな「タマリュウ」5/11

緑色の細い葉を密生させている、タマリュウ

J.NATAYO/shutterstock.com

濃い緑色の細い葉を密に茂らせるタマリュウ。目立った季節変化はありませんが、寒さに当たっても、雪に埋もれても葉色がほとんど変わらず、積雪が少ない寒冷地でも冬庭を彩ってくれる貴重なグランドカバーです。

シンプルな見た目で、どんな雰囲気のお庭にもなじみます。日なたでも半日陰でも育つため、狭い場所やちょっとした隙間の雑草対策にも使える、適応範囲の広い多年草です。

成長がとてもゆっくりで、ほぼ手入れいらず。初めから密植すれば、植物が地面を覆うまでの草取りもほぼ不要です。広い場所を覆いたい場合は、マット状に育った状態で販売されている「タマリュウマット」を使うと便利です。

※参考価格:50円~200円前後(2.5号ポット苗)、2400円~3000円前後(30×60cmマット)

3.2 アガパンサス(落葉種)

存在感のある爽やかな花「アガパンサス」6/11

青い花を咲かせている、アガパンサス

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初夏にすっと伸びた茎の先に、涼やかな青紫や白の花を咲かせるアガパンサス。シャープな葉が放射状にこんもりと広がり、立体感と雑草対策を兼ねた景観づくりができます。

存在感のある美しい花は、ブルーガーデンやホワイトガーデンのフォーカルポイントにもおすすめです。切り花にして部屋に飾ることもでき、ぱっと目を引く、涼しげでおしゃれなインテリアになりますよ。

日当たりのよい場所から半日陰でよく育ちます。常緑種と落葉種があり、落葉種は寒さに強い寒冷地向きの品種です。常緑種は寒さに弱いため、タグを確認してから購入しましょう。

※参考価格:400円~1000円前後(3号ポット苗)

3.3 ヒメツルニチニチソウ(ビンカ・ミノール)

小ぶりな花と葉がおしゃれな「ヒメツルニチニチソウ」7/11

青紫色の花を咲かせている、ヒメツルニチニチソウ

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ヒメツルニチニチソウは春~初夏に青紫色や白の美しい花が咲く、つる性植物。一般的なツルニチニチソウ(ビンカ・マヨール)よりも寒さに強く、花や葉が小ぶりで、成長もややゆっくりです。

今回ご紹介した植物の中では比較的成長が早いため、広いスペースを早く覆いたい方におすすめ。段差のある場所で、つるを垂らして育てるのもおしゃれです。

日当たりのよい場所から半日陰で、花つきよく元気に育ちます。葉に斑が入る品種は葉焼けしやすいため、日なたには緑葉の品種が適しています。覆いたい範囲を超えて育ってきたら、適宜切り戻しながら管理しましょう。

毒があるため、小さなお子さんやペットが口に入れないよう、注意してください。


※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)

4. まとめ

寒冷地の日なたの庭におすすめの、手入れが少なく景観づくりに役立つグランドカバー植物をご紹介しました。植物の力で土の表面を覆い隠すことで、雑草の発芽を抑え、草むしりの負担を自然な形で軽減することができます。

どの植物も一度根付けば、毎年美しい花や葉を展開し、庭の表情を豊かにしてくれます。本格的な生育期を迎えるこれからの季節に、お庭の環境に合った植物を取り入れて、ゆとりある心地よいガーデニングライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。