2. 金利8〜12%の世界。投資家からお金を集めて貸付を行う「ファンド」
銀行からお金を借りられなくなった中堅・中小企業は、資金繰りに困窮します。
そこで、銀行の代わりに資金を供給する主体として台頭したのが、投資家からお金を集めて貸付を行う「ファンド」でした。
しかし、銀行が「リスクが高い」と判断して貸し出しを見送った企業に融資するわけですから、当然ながら貸付の条件は厳しくなります。
泉田氏によると、これらの企業がファンドからお金を借りる際の金利は「8〜12%」という非常に高い水準に設定されています。
この仕組みについて、インタビュワーが「まともな銀行から借りるのではなく、街金(消費者金融)からお金を借りるような世界なのか」と尋ねると、泉田氏は次のように答えます。
「平たく言って日本語で分かりやすく言うと街金みたいなことなんですね。街金は企業だったりするけど、このプライベートクレジットの場合はファンドだっていうことですね」
横文字でスマートな印象を受ける「プライベートクレジット」ですが、その実態は、高い金利と引き換えにリスクの高い企業へ資金を提供する、泥臭い貸付ビジネスだと言えます。
