新年度がスタートし、少しずつ新しい生活リズムに慣れてきた頃でしょうか。
4月も中旬に入り、ゴールデンウィークの計画を立てながら、改めて家計について考える方もいるかもしれません。
「今年こそは貯蓄を増やしたい」という目標を立てたものの、思うように進んでいないと感じることはありませんか。
実は、貯蓄ができるかどうかは、必ずしも収入の高さだけで決まるわけではないようです。
厚生労働省やJ-FLEC(金融経済教育推進機構)の公表データを見ると、年収1000万円を超えていても貯蓄がゼロという世帯も存在します。
この記事では、学歴が賃金に与える影響や、年収ごとのリアルな貯蓄事情をデータに基づいてわかりやすく解説します。
収入と貯蓄の関係性を理解し、ご自身の資産形成のヒントを見つけていきましょう。
1. 学歴は収入にどう影響する?平均賃金の差から貯蓄のヒントを探る
厚生労働省が公表した「令和6年賃金構造基本統計調査」の結果を見ると、学歴と平均賃金には相関関係があることがわかります。
具体的に月収を例に比較すると、高校卒が約28万9000円であるのに対し、大学院卒では約49万7000円となり、その差は約20万円にものぼります。
1.1 学歴別の賃金に見る男女間の格差
この賃金の傾向を男女別で見てみると、すべての学歴段階において男性の賃金が女性を上回っているのが現状です。
- 男性の場合、高校卒で31万3000円、大学卒では41万8000円です。
- 一方、女性は高校卒が23万8000円、大学卒が31万5000円となっています。
このデータからは、学歴による賃金差だけでなく、男女間の賃金格差も根強く残っていることがうかがえます。
