4. まとめにかえて
今回は、厚生労働省年金局の資料をもとに厚生年金の受給額について詳しく見てきました。現役時代に会社員や公務員として働いてきた方たちは、国民年金と厚生年金の両方を受け取れるので、自営業者やフリーランスの方に比べると年金が手厚いとも言われます。
しかし、厚生労働省年金局の資料によると厚生年金の平均年金月額は14万6429円です。総務省の調べによると、65歳以上無職単身世帯のひと月の消費支出(生活費)は14万9286円ですから、年金だけで老後の生活を支えるのは非常に厳しいと言えるでしょう。
そのため、現役世代の私たちは今のうちから年金以外に頼れる老後資金を自分で準備しておく必要があります。
まず、「年金だけでは不足する老後資金はいくらか?」「自分に合った老後資金の準備方法は何か?」ということを考える必要がありますが、自分ひとりでこれらのことを考えるのが難しい場合は、FPやIFAなどお金のプロの力を頼るのも一案です。
お金に関する専門的な知識を有している人に相談することで、何千万円単位で必要な老後資金を着実に準備できる期待ができるでしょう。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」用語の説明
鶴田 綾