本記事では、【兵庫県尼崎市】で実施されている注目の支援制度、【空家改修費補助事業】について詳しく解説します。
1. 【兵庫県尼崎市】の独自支援:空家改修費補助事業とは?
尼崎市内にある、長い間使われていない空き家や、道に面していないため建て替えが難しい空き家をリフォームして活用するための制度です。放置されてボロボロになるのを防ぎ、また誰かが住めるように修理する費用の一部を市がサポートしてくれます。空き家を買って住みたい人や、空き家を貸し出したい人にぴったりの支援です。
1.1 対象者・条件
- 対象となる空き家の条件:築20年以上で、2年以上使われていない一戸建てや長屋、共同住宅であること(道に面していない土地の場合は3カ月以上の空き家期間でOK)。
- 耐震基準:昭和56年6月1日以降に建てられたもの、または最新の地震に強い基準(新耐震基準)を満たしていること。工事で基準を満たすようにする場合も対象です。
- 対象となる人:空き家の持ち主や購入予定者、または借りる予定の人で、市税をしっかり納めている人。暴力団関係者でないこと。
- 10年間の活用ルール:リフォーム後は10年以上、自分で住み続けるか、賃貸住宅として使い続ける必要があります。
- 契約のタイミング(重要!):リフォーム工事の契約は、必ず市から「補助金の交付決定」を受けた後に行ってください。申請前や、申請してすぐの決定前に契約してしまうと補助の対象外となるため、日数に余裕を持って手続きしましょう。
- 悪質商法への注意:現在住んでいる家のリフォームは対象外です。「補助金が出る」という嘘の勧誘には注意してください。
1.2 受けられるメリット(助成内容)
リフォーム工事にかかった費用の3分の2が補助されます。補助金額の計算にはルールがあり、以下の2つのうち、どちらか「低い方の金額」が基準になります。
- 実際にリフォーム工事にかかった費用
- 住宅部分の面積(平方メートル)に4万円をかけた金額
この計算で出た金額の3分の2が補助され、上限額は建物の種類によって決まっています。
【補助金の上限額】
- 戸建住宅および長屋住宅(1戸当たり):最大100万円
- 長屋住宅および共同住宅(一棟当たり):最大200万円
※キッチン周りの備品や照明など、建物と一体になっていない設備などは補助の対象外になる場合があります。
1.3 申請・問い合わせ先
予算の範囲を超えると、期間内であっても受付が終了します。検討されている方は早めに相談しましょう。
- 窓口名:住まいと空き家の相談窓口(尼崎市役所 本庁北館5階)
- 電話番号:06-6489-6511
- 申請期間:令和8年4月1日から令和8年12月28日まで
- 完了報告の期限:工事が終わってから30日以内、または令和9年1月29日のどちらか早い日まで。