株を始めてみたい。そう思っても初心者は何を基準に始めていいのか難しいと思います。特に最近の株の局面は、少し株価が上がり始めたかと思ったら、すぐ下がり、方向感のはっきりしない動きで、なかなか参戦しにくいところがあります。

このような状況の中、株主優待割引券をテーマに株投資を考えてみるのも面白いかもしれません。

株主優待割引をテーマに投資している有名人と言えば桐谷広人さんです。リュックを背負って自転車に乗っている姿がトレードマークの彼は、株主優待割引券をテーマに株を買っていて、株主優待割引券だけでほぼ生活を回しているという強者です。

桐谷さんのように生活の多くを株主優待割引券だけで回していこうと思えば、投資資金もたくさん必要となり、さすがにそれは真似できないでしょう。ですが、生活の一部だけでも株主優待割引券でまかなえれば、ずいぶんと生活が豊かに感じられるようになるかもしれません。それでは、どのような株主優待割引券があるのかについて見ていきましょう。

(注)各社の優待内容は2019年7月9日現在のものです。また、優待を受ける条件に株式保有の期間が指定されている場合があります。

外食系企業銘柄の株主優待割引券~たまにはプチ贅沢を~

人気のある株主優待割引券に、外食系企業銘柄があります。半年に1度3000円ぐらいのお食事券がもらえるところもあり、それを利用してちょっとプチ贅沢ができてしまうのは、外食系企業銘柄のいいところです。

中には、ずっとこの恩恵を受けたいと思っているため、株価が下がっても簡単には売らないという人もおり、その点では大きく値崩れしにくいと言えるかもしれません。

カッパ・クリエイト(7421)は、100株以上1000株未満の保有株主に対して、年2回3000ポイントを付与しており、3000円分の食事を楽しむことができます。おすすめは、かっぱ寿司の食べホー。男女で料金が違いますが、レギュラーコースであれば、1500円を若干上回るぐらいなので、少し差額を足してカップルで楽しめます(実施店舗は同社ウェブサイトでご確認ください)。

また、サニーサイドアップ(2180)は、オールデーダイニングの「bills」で使えるお食事券(100株以上の保有株主対象、指定メニューから2皿とソフトドリンク2杯が選べる※)がもらえます。billsといえばけっこうお値段も張るので、この機会にプチ贅沢するのもいいですね。

※株式分割に伴い、2020年6月末現在の株主名簿に記載または記録された株主より内容が変更になります(詳しくは同社ウェブサイトのIR情報でご確認ください)。

食料品やギフトカタログがもらえる株主優待割引券~日々の生活を豪華に~