株主優待割引券の中には、お米やお肉、お菓子などがもらえるものもあります。
積水ハウス(1928)では1000株以上の保有株主、CKサンエツ(5757)では100株以上の保有株主は、年に1回5㎏のお米がもらえます。お米は日常に使えますし、持ちがいいので重宝しますね。
お肉系では、ハムが有名な丸大食品(2288)では年1回、200株以上保有の株主は3000円相当の自社製品が、「こてっちゃん」で知られるS FOODS(2292)では2月末に500株以上2000株未満保有の株主は、3000円相当の自社(グループ)製品がもらえます。
また、マルカキカイ(7594)では、100株以上500株未満の保有株主は年1回1000円相当の洋菓子セットを、岩塚製菓(2221)では、100株以上500株未満の保有株主は年に2回おせんべいなど1000円相当の自社製品がもらえます。普段のご飯がランクアップしたり、いつもはごほうびにしか買わないお菓子がもらえたり、ちょっと贅沢な気分が味わえるのはうれしいですね。
中にはギフトカタログをもらえるところもあり、日本管財(9728)では100株以上の保有株主は年2回2000円相当のギフトカタログが、みちのく銀行(8350)では100株以上1000株未満の保有株主は年に1回3000円相当のギフトカタログがもらえます。カタログの中から選べるので、他銘柄の優待内容と重複を避けて便利に使えます。
金券がもらえる株主優待割引券~賞味期限がないのでいつでも使える~
クオカードやJCBのギフトカードをもらえるところもあります。こちらは期限もないため、とても使い勝手がよく人気です。
エストラスト(3280)は100株以上の保有株主は年1回2000円相当のクオカードが、またホットマン(3190)では、100株以上300株未満の保有株主は年に1回1000円相当のJCBギフトカードがもらえます。
ギフトカードなどの金券は、チケットショップで売って現金に替えられるという利点もあります。ただ、金券はお食事券や自社製品などとは違って企業側の負担が大きく、原価だけで抑えられないため、優待内容が改悪されたり廃止されたりする可能性があります。そのため、常に銘柄の動向チェックが必要です。
まとめにかえて
株主優待割引券は企業によって様々で、年に何度か出るところもあれば、1回しか出ないところもあります。また、株数によって内容が違ってくるところもあれば、保有年数によって内容が変わってくるところもあります。ひとつひとつ吟味しながら買い集めていくようにしましょう。
LIMO編集部