1. おさらいしておきたい「年金の2階建て構造」

2/4

出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」等を参考にLIMO編集部作成

具体的な受給額を見る前に、日本の公的年金の仕組みを簡単におさらいしましょう。日本の年金制度は、大きく分けて以下の「2階建て構造」になっています。

1.1 1階部分(国民年金)

原則として日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入し、共通の保険料を納める基礎年金。

1.2 2階部分(厚生年金)

会社員や公務員などが加入し、給与水準などに応じた保険料を納める年金。

なお、ひとくちに「厚生年金」といっても加入者の職業によって第1号から第4号まで区分が分かれています。

今回データとして取り上げる「第1号厚生年金被保険者」は主に民間企業に勤める会社員が該当し、公務員や私学教職員は含まれていません。

会社員として長く働いてきた人は、1階部分の国民年金に上乗せして2階部分の厚生年金も受け取れるため、自営業者などに比べて将来の年金収入が手厚くなる仕組みです。