桜前線が北上し、新年度の慌ただしさも少し落ち着きを見せる4月。
この時期は、生活環境の変化とともに、家計を見直す良い機会かもしれません。
特に人生の後半を迎えた方々にとって、これからの資産をどう計画していくかは重要なテーマです。
かつては「財産を次世代へ引き継ぐ」ことが一般的でしたが、近年では「自分たちのために使い切る」という考え方も広まっています。
しかし、どちらの選択をするにしても、現在の家計状況を正確に把握することが第一歩です。
70歳代の世帯では、公的年金だけでは毎月の生活費が不足するケースも少なくありません。
理想の暮らしを続けるためには、手元の資産を「どのように活用していくか」という視点が求められます。
この記事では、最新の公的データをもとに、70歳代の資産や家計に関する「3つのリアル」を深掘りします。
まずは現実の数字を知ることから、将来の計画を考えてみませんか。
この記事で深掘りする「3つのリアル」
- 遺産への本音: 「遺したい」派と「使い切り」派、イマドキの割合は?
- 家計の赤字額: 統計から見える、70代世帯のリアルな不足分
- 貯蓄額の分布: 隣の家はいくら持っている? 最新の資産状況
「なんとかなる」という漠然とした考えから、「こうしていく」という具体的な計画へ。
その第一歩として、まずは現実の数字と向き合ってみましょう。
著者
ファイナンシャルアドバイザー/一種外務員(証券外務員一種)/生命保険販売資格
相続診断士、一種外務員(証券外務員一種)、生命保険販売資格を保有。関西学院大学国際学部卒業後、人材業界にて求職者のキャリア支援や企業の採用コンサルティングに従事。その後、ジブラルタ生命保険株式会社に入社し、生命保険販売業務に携わる。現在はファイナンシャル・アドバイザーとして人生設計をサポートし、資産形成から相続までのライフステージに応じた提案を得意としている。お客様からの紹介を通じて、老若男女問わず幅広い世代の人生やお金にまつわる相談経験を待つ。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」で執筆も行う。兵庫県三田市出身。
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)