どの企業においても欠かせない重要な役割を担っている〈IT・バックオフィス系〉の分野。本記事では、「取得してよかった」と実感する声をもとに、役立つ資格TOP3をランキング形式でご紹介します。

仕事や日常生活でどのように生かせるのか、魅力やメリットも併せてチェックしてみてください。

今回は、LIMO読者(公式メルマガ会員など)を対象に、2026年2月18日(水)から2026年3月9日(月)まで実施した独自アンケート調査をもとに、IT・バックオフィス系資格で「取得してよかった」と感じる人が多かったTOP3をご紹介します。

1. 【IT・バックオフィス系資格 その1】衛生管理者

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衛生管理者イメージ写真

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取得してよかった【IT・バックオフィス系資格】の第3位は「衛生管理者」でした。

アンケートの回答では、「自信につながった」「役職者としてスキルが上がった」など、実務面やキャリア面の双方でプラスの変化を実感するコメントがありました。その詳細を見ていきましょう。

1.1 衛生管理者とは

「衛生管理者」とは、職場における労働者の健康や安全を守るために、労働環境の管理や改善を行う国家資格者のことです。主に常時50人以上の従業員がいる事業場で選任が義務づけられており、労働災害の防止や健康障害の予防に重要な役割を担います。

第一種衛生管理者は、業種を問わずすべての事業場で衛生管理者として働くことが可能です。一方、第二種衛生管理者は、情報通信業や金融・保険業、卸売・小売業など、有害業務が少ない一部の業種に限って衛生管理者になることができます。

1.2 合格率・難易度

2024年度の合格率は、第一種衛生管理者が46.3%、第二種衛生管理者が49.8%でした。いずれも約半数近くが合格する水準で、極端に難しい試験ではないものの、法令や労働衛生に関する幅広い知識の習得が必要です。計画的な学習と過去問対策が合格のポイントといえるでしょう。

1.3 生かせる仕事・場面

衛生管理者は、企業や工場、オフィスなどで労働者の健康と安全を守る役割として活躍できます。職場環境の点検や改善、健康診断の管理、長時間労働の防止、メンタルヘルス対策などに関わります。法令遵守が求められる企業において需要が高く、幅広い業種で生かせる資格です。

【資格詳細情報】

  • 受験資格:大卒以上は1年以上、高卒以上は3年以上、学歴不問の場合は10年以上の実務経験など
  • 受験にかかる費用:8800円
  • 合格基準:科目ごと(第一種衛生管理者試験の科目のうち範囲が分かれているものについては範囲ごと)の得点が40%以上で、かつ、その合計が60%以上であること 
  • 公式サイト:公益財団法人 安全衛生技術試験協会

2. 【IT・バックオフィス系資格 その2】ITパスポート

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取得してよかった【IT・バックオフィス系資格】第2位は「ITパスポート」でした。

アンケートの回答では、「用語について理解することができる」「ソフト作成に役立った」といった声がありました。取得方法や資格の詳細について見ていきましょう。

2.1 ITパスポートとは

「ITパスポート」とは、ITに関する基礎知識を幅広く身に付けていることを証明できる国家資格です。IT初心者でも挑戦しやすい“入門レベル”の試験として位置づけられています。

試験は「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3分野で構成されており、セキュリティやネットワークなどのIT基礎に加え、経営戦略やプロジェクト管理などビジネス全体を理解する力も養えます。

2.2 合格率・難易度

合格率は48.6%(期間:2026年2月実施)と、国家資格の中でも高い水準を誇っています。基礎からしっかり学習すれば、多くの人に合格のチャンスがあるでしょう。

決して簡単な試験ではありませんが、出題範囲が明確で対策もしやすく、計画的に準備を重ねることで着実に実力を伸ばすことができます。

2.3 生かせる仕事・場面

「ITパスポート」は、履歴書や面接で「ITの基礎を体系的に理解している」ことを客観的に示せる資格です。就職・転職活動において信頼性の高いアピールポイントとなり、評価アップにもつながります。

特にITエンジニアを目指す方にとっては、専門スキル習得への確かな第一歩に。さらに営業・事務・管理職など、あらゆる職種で役立つ知識が身に付くため、業界を問わず活躍の幅を広げられる資格といえます。

【資格詳細情報】

  • 受験資格:誰でも受験可能
  • 受験にかかる費用:7500円
  • 合格基準:総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること 
  • 公式サイト:独立行政法人 情報処理推進機構

3. 【IT・バックオフィス系資格 その3】秘書検定

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取得してよかった【IT・バックオフィス系資格】第1位は「秘書検定」でした。詳しく見ていきましょう。

3.1 秘書検定とは

「秘書検定」は、社会人に欠かせないビジネスマナーや一般常識、対人対応力を身に付けていることを証明できる資格です。敬語の使い方や来客・電話応対、文書作成、スケジュール管理など、あらゆる職種で求められる実践的なスキルを体系的に学べるのが大きな魅力です。

〈3級〉〈2級〉〈準1級〉〈1級〉とレベル別に分かれており、基礎から応用、さらには高度な対応力まで、段階的にスキルを磨くことができます。特に〈準1級〉〈1級〉では筆記に加えて面接試験も行われ、実務に直結する高度なコミュニケーション力が求められます。

3.2 合格率・難易度

2025年11月16日実施試験における合格率は、1級33.3%、準1級41.3%、2級56.0%、3級70.4%と、全体的に比較的高い水準となっています。特に2級・3級は半数以上が合格しており、基礎から段階的に学ぶことで、着実に成果を実感しやすい資格といえるでしょう。

一方、準1級、1級では筆記に加えて面接試験も実施されるため、より実践的な対策が求められます。出題傾向を押さえながら、マナーや応対力を磨くことで、ワンランク上のスキルを身に付けることができます。

3.3 生かせる仕事・場面

「秘書検定」は、事務職や秘書職に限らず、営業職・接客業・管理職など、あらゆるビジネスシーンで幅広く生かせる実践的な資格です。身に付くのは形式的なマナーだけではなく、相手の意図や立場をくみ取り、先回りして行動する力や、状況に応じて最適な対応を選ぶ判断力。ワンランク上のビジネススキルを養える点が大きな魅力です。

こうしたスキルは、社内外との信頼関係を築くうえで欠かせません。新入社員の基礎力向上はもちろん、就職活動中の学生にとっては強いアピール材料となり、さらにキャリアアップを目指す社会人にとっても、自身の価値を高める資格として高く評価されています。

【資格詳細情報】

  • 受験資格:誰でも受験可能
  • 受験にかかる費用:【1級】7800円 【準1級】6500円 【2級】5200円 【3級】3800円
  • 合格基準〈筆記試験〉:全級とも「理論」と「実技」に領域区分されており、それぞれの得点が60%以上のとき
  • 合格基準〈面接試験〉:秘書技能の基本として理解されているかどうかの観点で審査し、理解されていると判断できる場合に合格となる
  • 公式サイト:公益財団法人 実務技能検定協会

4. 「取ってよかった!」と感じるIT・バックオフィス系資格TOP3

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今回は、「取得してよかった」と感じることの多いIT・バックオフィス系資格「衛生管理者」「ITパスポート」「秘書検定」をご紹介しました。

また、この3つ以外にも、企業の人事・労務や社会保険手続きを専門に扱う国家資格「社会保険労務士」や、ITシステムの開発・運用に関する知識を証明する「情報処理技術者」と回答している方もいました。気になった方は、チェックしてみるのもいいかもしれません。

なお、資格制度や試験内容、受験条件などは制度改正により変更する場合があります。受験を検討される際は、必ず公式サイトなどで最新情報を確認するようにしてくださいね。

IT・バックオフィス系資格情報まとめ5/6

IT・バックオフィス系資格情報まとめ

LIMO編集部作成

5. 調査概要

5.1 【LIMO独自調査】取得してよかった!「IT・バックオフィス系資格」TOP3

LIMO編集部が、LIMO読者(公式メルマガ会員など)を対象に、2026年2月18日(水)から2026年3月9日(月)までの期間、独自アンケート調査を実施しました。

そのうち、IT・バックオフィス系資格で「取得してよかった」「役に立った」と感じた資格の結果は以下のとおりでした。

5.2 【回答結果】これまでに取得したIT・バックオフィス系資格の中で、最も「取ってよかった」「役に立った」と感じるものは何ですか?

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IT・バックオフィス系アンケート結果

(LIMOメルマガアンケート結果より作成)

  • 調査期間:2026年2月18日(水)11時00分~2026年03月09日(月)23時59分
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査対象:LIMO読者
  • 回答数 :131

参考資料

LIMO編集部