4. 70歳代・二人以上世帯の「平均貯蓄額」と「中央値」
次に、70歳代の二人以上世帯がどの程度の金融資産を保有しているのかを確認します。
ここでは、金融経済教育推進機構の「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」における70歳代・二人以上世帯の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)のデータをもとに見ていきます。
※金融資産保有額には、預貯金のほか株式や投資信託、生命保険などが含まれます。ただし、日常的に利用する普通預金の残高は対象外です。

平均は2400万円台、中央値も1000万円を超えています。
一方で、金額帯ごとに見ると世帯間の差が大きい点が特徴です。
老後に向けて1000万円以上の資産を準備するには、計画的に積み立てていくことが重要といえます。
貯蓄については漠然とした目標を設定するのではなく「老後に必要な金額」を試算し、そのうえでどれくらい準備すべきかを逆算しながら、計画的に備えていくことが求められるでしょう。
著者
ファイナンシャルアドバイザー。京都教育大学卒業後、SMBC日興証券株式会社に入社。個人・法人の資産運用コンサルティング業務に従事。「株式・投資信託・債券」などを中心とした資産運用や、保険商品を活用した相続対策など、お金に関するトータルサポートをおこなった。現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員資格)、AFP(Affiliated Financial Planner)保有。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)