2. 「平均15万円」という数字の落とし穴

同データによると、令和6年度の厚生年金平均受給月額は15万289円と、15万円を超えています。

物価・賃金の上昇が年金額に反映された結果ですが、この数字を「自分の老後の目安」と読み替えるのは早計です。

厚生年金の受給額分布2/3

厚生年金の受給額分布

出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

平均値は高額受給者に引き上げられやすく、実態より高く見える傾向があります。分布を見ると受給者の半数近くが月15万円未満であり、「平均並みの年金がもらえるだろう」という想定は甘いかもしれません。