1. 【NISA】年収で投資への「入金力」は変わる?収入別の金融資産と投資割合を解説

実際に、どのような所得層の人々が積極的に投資を行っているのでしょうか。

J-FLEC(金融経済教育推進)が公表した「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」の二人以上世帯のデータ(金融資産非保有世帯を含む)を確認すると、年間収入が高い世帯ほど金融資産の保有額が大きく、特に「株式」や「投資信託」といった投資商品へ資金を配分する傾向が強いことがわかります。

※ここでいう金融資産保有額には、預貯金のほかに株式、投資信託、生命保険などが含まれます。一方で、日常的な支払いや引き落としに使う普通預金の残高は対象外です。

2人以上世帯・種類別金融商品保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)2/6

出所:J-FLEC(金融経済教育推進)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」 をもとにLIMO編集部作成

具体的に見ると、年収300万円未満の世帯における金融資産保有額は平均858万円ですが、年収1200万円以上の世帯では平均5635万円に達します。

特に注目したいのは、資産の内訳です。

年収1200万円以上の世帯では、金融資産の半分にあたる50%を債券・株式・投資信託が占めています。

これに対して、年収300万円から500万円未満の世帯では、その比率は31.9%にとどまります。

収入状況によって投資に回せる資金力に差が生じるのは事実ですが、最も重要なのは、自身の家計に合った投資比率を見極めることです。