4. まとめにかえて
今回は、資産を賢くつなぐための「贈与のルール」と「こどもNISA」の展望について解説しました。年間60万円の非課税枠を持つ新制度は、教育資金づくりの強力な味方になりますが、常に「名義預金」とみなされないための管理が不可欠です。銀行振込を活用し、誰の目にも明らかな形で意思表示を残すことが、将来のトラブルを未然に防ぎます。この春、家族が集まる機会に、新制度をどう活用するか話し合ってみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 国税庁「令和6年分の所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について(報道発表資料)」
- 国税庁タックスアンサー「No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)」
- 国税庁「財産をもらったとき」
- 金融庁「令和8(2026)年度税制改正について」
- e-GOV法令検索「民法 第549条」
村岸 理美