1.1 2026年度における国民年金・厚生年金の受給額例

  • 国民年金(老齢基礎年金(満額):1人分):月額7万608円(+1300円)
  • 厚生年金(夫婦2人分):月額23万7279円(+4495円)

※昭和31年4月1日以前に生まれた方の老齢基礎年金の満額は月額7万408円(対前年度比+1300円)です。
※厚生年金は、男性が平均的な収入(平均標準報酬45万5000円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準です。

厚生労働省は、2026年度の年金額改定内容とあわせて、現役時代の年金加入状況や年収に応じた年金額の例を「多様なライフコースに応じた年金額」として公表しています。

ここでは、「2026年度に65歳になる人」を想定した年金の概算額が、加入履歴の類型・男女別に合計5パターン示されています。

こちらも確認していきましょう。

多様なライフコースに応じた年金額の例は以下の通りです。

多様なライフコースに応じた年金額の例2/8

多様なライフコースに応じた年金額の例

出所:厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」

1.2 パターン①:男性・厚生年金期間が中心の場合

年金月額:17万6793円

  • 平均厚生年金期間:39.8年
  • 平均収入:50万9000円(※賞与含む月額換算。以下同様)
  • 基礎年金:6万9951円
  • 厚生年金:10万6842円

1.3 パターン②:男性・国民年金(第1号被保険者)期間が中心の場合

年金月額:6万3513円

  • 平均厚生年金期間:7.6年
  • 平均収入:36万4000円
  • 基礎年金:4万8896円
  • 厚生年金:1万4617円

1.4 パターン③:女性・厚生年金期間が中心の場合

年金月額:13万4640円

  • 平均厚生年金期間:33.4年
  • 平均収入:35万6000円
  • 基礎年金:7万1881円
  • 厚生年金:6万2759円

1.5 パターン④:女性・国民年金(第1号被保険者)期間が中心の場合

年金月額:6万1771円

  • 平均厚生年金期間:6.5年
  • 平均収入:25万1000円
  • 基礎年金:5万3119円
  • 厚生年金:8652円

1.6 パターン⑤:女性・国民年金(第3号被保険者)期間が中心の場合

年金月額:7万8249円

  • 平均厚生年金期間:6.7年
  • 平均収入:26万3000円
  • 基礎年金:6万9016円
  • 厚生年金:9234円

上記はあくまで一例ですが、厚生年金の加入期間が長く、現役時代の収入が高いほど、老後に受け取る年金額が多くなる傾向がうかがえます。

また、国民年金と厚生年金のどちらを中心に加入していたかが、将来の年金水準に大きく影響することも分かります。