物価上昇が続くなか、6月は住民税通知や年金改定額の確認など、家計を見直す機会が増える時期です。

シニア世代では「年金だけでは不安」という声も多く、老後の生活費や医療費への備えを気にする人も少なくありません。

一方で、60歳・65歳以上を対象とした公的給付制度のなかには、「申請しないと受け取れないお金」が数多く存在します。

年金に上乗せされる給付だけでなく、再就職や失業時に利用できる雇用保険制度もあり、条件を満たしていても見落としているケースがあります。

今回は、シニア世代が確認しておきたい公的給付金5制度について、支給対象や特徴をわかりやすく整理します。2025年の年金制度改正にも触れながら、老後の収入を支える制度を確認していきましょう。

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1. 申請しなければ受け取れない「シニア向け公的給付」とは?

老齢年金・障害年金・遺族年金といった公的年金は、生活を支える重要な仕組みです。

しかし、条件を満たしているからといって自動的に支給が始まるわけではありません。

受給するには、「年金請求書」を提出し、所定の手続きを行う必要があります。

国や自治体が実施している「手当」「給付金」「補助金」についても、多くの場合、受給には申請が必要となります。

期限や必要書類といった条件を満たせなければ、本来受け取れるはずの金額が減ったり、支給対象外となったりする可能性もあります。

こうした公的支援を確実に活用するためには、自身が対象となる制度を把握したうえで、必要な手続きを適切に進めることが重要です。