やわらかな春の日差しが心地よく感じられる季節。園芸店の店先には色彩豊かな花苗がずらりと並び、本格的なガーデニングシーズンの到来を感じさせます。

今年の春は、空間の雰囲気をグッと洗練させてくれる、おしゃれな草花を取り入れてみませんか。ニュアンスカラーやくすみトーンの品種を選べば、鉢植えひとつでも絵になるような、ハイセンスなガーデンを演出できます。

今回は初心者でも比較的育てやすく、春の庭をセンスよく彩るおすすめの一年草を、参考価格とともにご紹介します。

1. この記事で紹介する「春からの庭を彩る定番花」

ペチュニア1/8

ペチュニア

Jane Nadezhina/shutterstock.com

  • デージー:コロンとしたフォルムが愛らしい、春ガーデンの名脇役
  • ペチュニア:シックなアンティークカラーが揃う、初夏に向けた定番花
  • マリーゴールド:バニラ色などモダンな花色で、秋まで長く咲き続けます

2. この春お迎えしたい一年草3選《初心者でも育てやすい》

春風に揺れる可憐な姿から、長く咲き続ける頼もしい草花まで。

ここでは、初心者でも育てやすいおすすめの一年草を、おおよその花期順に3つピックアップしてご紹介します。

2.1 コロンと丸い花が可愛らしい「デージー」

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Andrei Dragusan/shutterstock.com

まだ肌寒さの残る冬から春にかけて、ぽってりとした愛らしい花を咲かせるデージー。

夏の暑さは少し苦手なため、初夏には見頃を終えますが、春の寄せ植えにほどよいリズムと温もりを与えてくれます。

近年は発色のよいレッドやピンクだけでなく、白や淡いトーンなど、洗練された印象を与える花色も豊富です。シンプルなお気に入りの鉢に単植えするだけでも、モダンで絵になる空間を演出してくれますよ。

※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)

2.2 波打つ花びらと豊富なカラーが魅力の「ペチュニア」

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ペチュニアの花。色は白、紫、赤。バスケットからこぼれるように咲いている。背景には木のドア。

Konoplytska/istockphoto.com

波打つような花びらがエレガントなペチュニアは、春から秋にかけて長く庭を彩る定番の植物です。本来は多年草ですが、寒さにやや弱いため、日本では一年草扱いとして親しまれています。

近年は品種改良が進み、アンティーク調のくすみカラーや、シックなニュアンスカラーの品種が続々と登場しています。大人っぽく落ち着いた色合いを選べば、アンティークの鉢やバスケットにもよく馴染み、ワンランク上のガーデンスタイルが叶います。

成長が早くお花をたくさん咲かせる「肥料食い」なので、開花期間中は定期的に追肥をして株の勢いを保ちましょう。

また、雨に当たるとお花が傷みやすいため、梅雨時や長雨の時は軒下に移動させてあげると、美しい姿を長く楽しめます。

※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)

2.3 モダンな花色で秋まで咲き続ける頼もしい「マリーゴールド」

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マリーゴールド

karimitsu/shutterstock.com

春から晩秋まで、絶え間なく花を咲かせてくれるマリーゴールド。丈夫で育てやすい性質から、ガーデニング初心者にとっても非常に頼もしい存在です。

一般的なビビッドなオレンジのイメージが強いかもしれませんが、近年はクリームがかったバニラカラーや、淡いアプリコットカラーなど、洗練された印象の品種も多く出回っています。

シックな色彩で統一した春の庭にそっと添えると、上品でモダンなアクセントとして活躍してくれます。咲き終わったお花をそのままにすると病気の原因になるため、こまめに摘み取るのがポイントです。

もし真夏にお花がお休みしてしまったら、軽く切り戻しを行うと、秋に再び満開の姿を見せてくれます。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

3. 初心者でも育てやすい可愛い花たち、この春お迎えしてみませんか?

今回は、春のガーデニングシーズンに取り入れたい、センスあふれる花々をご紹介しました。

一年草は、花期が終わるとそのサイクルを終えます。そのため植え替えの手間はかかりますが、限られた期間だからこそ、その季節に最も美しい姿をたっぷりと楽しませてくれるのが最大の魅力です。

最新の品種は育てやすさとともに、色や形のバリエーションも格段に進化しています。

4月はお好みの色合いの植物に出合いやすい時期でもあります。ぜひお気に入りを見つけて、春の庭やベランダを心地よい空間に仕立ててみてくださいね。

4. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?5/8

出所:LIMO編集部作成

さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。

※分類には諸説あります。

※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。

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