高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてソニー生命保険株式会社が2026年に公表した「子どもの教育資金に関する調査2026」の内容についても一部ご紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2026年4月・5月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【返済不要・2026年4月締め切りの奨学金】公益財団法人ピジョン奨学財団 「公益財団法人ピジョン奨学財団奨学生(2026年度)」
公益財団法人ピジョン奨学財団は、国内の総合大学医学部又は医科大学で医学を専攻し、特に将来、新生児科、小児科及び産科の医師を志す医学生に対して奨学金を支給し、情熱をもって学業や臨床実習に取り組むことができる環境を提供しています。
医師不足の解消とわが国の新生児、小児、妊産婦医療の振興を図り、誰もが安心して出産し、子育てができる社会の実現とお母さんと赤ちゃんの健やかな生活、成長の一助となることを目指しています。
1.1 【返済不要・2026年4月締め切りの奨学金】公益財団法人ピジョン奨学財団 「公益財団法人ピジョン奨学財団奨学生(2026年度)」
【対象の課程】大学
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】2026年4月20日(月)中
【支給人数】50名(予定)
【支給金額/人】120万円(月額5万円)
【支給期間】2026年4月から2028年3月までの2年間
【成績制限】なし
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】ー
【専攻分野】医学
【専攻分野の詳細】学部新5年生
【資格・条件】
下記の大学において医学系の学科を専攻する5年生(2026年4月1日現在)であり、将来、産科、新生児科、小児科等の医師を志す者
国公立大学
・東京大学(東京都文京区)
・東京科学大学(東京都文京区)
・千葉大学(千葉県千葉市)
・筑波大学(茨城県つくば市)
・横浜市立大学(神奈川県横浜市)
・群馬大学(群馬県前橋市)
・名古屋大学(愛知県名古屋市)
・京都大学(京都府京都市)
・大阪大学(大阪府吹田市)
・神戸大学(兵庫県神戸市)
・名古屋市立大学(愛知県名古屋市)
・京都府立医科大学(京都府京都市)
・大阪公立大学(大阪府大阪市)
・新潟大学(新潟県新潟市)
・山梨大学(山梨県中央市)
・東北大学(宮城県仙台市)
・信州大学(長野県松本市)
・岐阜大学(岐阜県岐阜市)
・宮崎大学(宮崎県宮崎市)
・九州大学(福岡県福岡市)
・旭川医科大学(北海道旭川市)
私立大学
・慶應義塾大学(東京都新宿区)
・順天堂大学(東京都文京区)
・昭和医科大学(東京都品川区)
・東京慈恵会医科大学(東京都港区)
・日本医科大学(東京都文京区)
・東京医科大学(東京都新宿区)
・埼玉医科大学(埼玉県入間郡毛呂山町)
・東邦大学(東京都大田区)
・獨協医科大学(栃木県下都賀郡壬生町)
【募集団体】公益財団法人ピジョン奨学財団
【奨学金概要】公益財団法人ピジョン奨学財団 2026年度奨学生募集要項
2. 【返済不要・2026年5月締め切りの奨学金】公益財団法人大林財団 「国内奨学金(2026年度)」
公益財団法人大林財団は、経済性重視の都市づくりを見直し、利便性と人間性が調和した豊かな生活の場を実現するため、景観や文化、環境に関する学際的な研究や技術開発への支援を推進することを目的としています。
2.1 【返済不要・2026年5月締め切りの奨学金】公益財団法人大林財団 「国内奨学金(2026年度)」
【対象の課程】大学
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】入学後 2026年5月15日(金)まで
【支給人数】25人(日本国籍を有する人 20名程度、海外からの留学生 5名程度)
【支給金額/人】240万円
- 日本国籍を有する人 月額5万円
- 海外からの留学生(在留資格が「留学」の人) 月額20万円
【支給期間】大学1年生:2026年4月から4年間(最長48ヶ月間)
大学2年生:2026年4月から3年間(最長36ヶ月間)
原則、採択決定年度の4月から正規の最短修学年限までとする。
【成績制限】ー
【所得制限】ー
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】不可(他の奨学金との重複受給 原則不可)
- 貸与型奨学金:併用可
- 給付型奨学金:併用不可(ただし海外留学支援の奨学金は併用可)
【専攻分野】専攻分野の制限なし
【専攻分野の詳細】ー
【資格・条件】次の要件をすべて満たす者とします。
1. 2026年4月1日現在において指定校の大学1年生又は2年生であり、22歳以下である者
2. 就業経験のない者(アルバイト除く)
3. 都市に関連ある分野の実業、実務又は学術研究に将来従事しようとする者(学部・専攻は問いません)
4. 人物、学業、健康ともに優れている者
5. 経済的な理由で就学が困難な者
本人の属する世帯の父母(父母がいない場合は、祖父母などその家計支持者)の税込年収の合計が原則800万円以下とします。(退職金等、臨時的な収入は含めません。)
6. 奨学生採択決定通知書授与式および奨学生交流会等、当財団の行事に出席できる者
【募集団体】公益財団法人大林財団
【奨学金概要】国内奨学金概要(2026年度)
いかがでしたでしょうか。
「2026年4月・5月締め切り」の返済不要の奨学金をご紹介させていただきました。
本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。
3. 【子どもの教育資金に関する調査】大学等への進学のために親が選んだ教育資金の準備方法第3位に「奨学金」
大学等高等教育には少なくない学費がかかります。
そのため、お子様を持つ親御さんの中には、子供が小さいうちからその教育資金を準備しているという方も多いのではないでしょうか。
ソニー生命保険株式会社は、2026年2月10日~2月12日の3日間、大学生以下の子どもがいる20歳以上の男女に対し、「子どもの教育資金に関する調査」をインターネットリサーチで実施、1000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
本調査の中で、高校生以下の子どもの親に、大学等への進学のための教育資金を、どのような方法で準備しているか聞いたところ、「銀行預金」(53.3%)が最も高い結果となり、「学資保険」(38.5%)、「資産運用(株式投資、投資信託、NISAつみたて投資枠等)」(25.3%)が続きました。
一方、大学生等の親が実際に行った方法では「奨学金」の割合が9.6%となっており、これは「銀行預金」「学資保険」に次ぎ、「財形貯蓄」「資産運用」と同率で3位となる数字です。
また、将来子どもが貸与型奨学金を利用した場合、返済時に支援したいと思うか、という質問については「そう思う」「ややそう思う」をあわせて73.9%という結果になりました。
大学進学時の利用率は約1割で、高校生以下の想定の3倍という結果になりました。
大学の学費は、家計に少なからず大きい影響を与えますが、子どもが貸与型奨学金を利用した際に返済を支援したいと考える親は7割を超え、高い支援意向が示されています。




