3. 春植え球根植物を長く楽しむ《3つのコツ》

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花壇に咲く、黄色いカンナの花々

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3.1 花後の葉を大切に育てる

花が咲き終わった後、葉が自然に枯れまでは、切らずに見守りましょう。葉が黄色く枯れるまでは、翌年の花芽を作るための、重要な「蓄え」の期間。

葉が光合成をおこなうことで、栄養が地中の球根へと送られます。葉を最後まで大切に育てることが、翌年の生育を左右する大切なポイントです。

3.2 球根の蒸れを防ぐ

春植え球根の多くは夏の暑さには強いものの、過湿による蒸れには意外とデリケートです。とくに梅雨時期や夕立の後などの高温多湿は、球根を腐らせる原因に。

植え付け時には、パーライトや軽石を混ぜて土の排水性を高めましょう。鉢植えの場合はコンクリートに直置きせず、スタンドなどを使って鉢底の通気を確保するのがおすすめです。

3.3 数年に一度の株分けでリフレッシュ

植えっぱなしにできる品種でも、3〜4年経つと土の中で球根が増えすぎ、窮屈になって花付きが悪くなることがあります。数年に一度、休眠期に掘り上げて、増えた球根を分けて植え直すとよいでしょう。

根を伸ばすスペースができることで、再び盛んに花を咲かせるようになります。苗を増やせるため、ガーデニングコストの節約にも効果的です。

4. 一度の植え付けで、毎年の開花を心待ちに

春に植え付けすれば、毎年美しい花を咲かせてくれる春植え球根植物。あわただしく過ぎる日々の暮らしに、季節の訪れを教えてくれます。

庭に根付いた植物たちが、土の中から芽吹く姿は生命力にあふれ、とても感動的です。春植え球根植物の植え付けは、4~5月が適期。お気に入りの花を植えて、季節が巡るたびに再会できる幸せを味わってみませんか。