「春に球根を植えたいけれど、球根の掘り起こしや管理が大変そう…」と思う方も多いかもしれません。そんなときに頼りになるのが、一度植えれば毎年美しい花を咲かせる春植え球根です。

手をかけなくても自然に庭になじみ、季節が巡るたびに庭を彩ってくれる花々。今回は植えっぱなしにできる春植え球根植物を、参考価格とともに紹介します。

記事最後には、球根植物を長く楽しむためのポイントもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。

1. この記事で紹介する「植えっぱなしで毎年花咲く春植え球根植物」にまつわるあれこれ

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真っ赤なクロコスミアの花々

StudioMomo/shutterstock.com

  • 植えっぱなしOK!毎年花咲く暑さに強い「春植え球根植物」6選
  • 春植え球根植物を長く楽しむ《3つのコツ》

春植え球根植物は寒さに弱いものが多いため、お住まいの地域の気候によっては秋に掘り上げが必要になることもあります。頻繁に霜が降りる地域や寒冷地では、植え付ける植物の耐寒性を確認してから購入し、植物に合わせた管理が必要です。

また、球根植物には毒性を持つものも多くあります。小さなお子さんやペットがいるご家庭では、植物の毒性を確認し、植える場所や管理に注意してください。

2. 植えっぱなしOK!毎年花咲く暑さに強い「春植え球根植物」6選

2.1 ゼフィランサス

繁殖力旺盛な「ゼフィランサス」2/11

白いゼフィランサスの花々

jirayupol kiriyaporn/shutterstock.com

細長い葉の間から、清楚な花が上向きにパッと咲くゼフィランサス。白い花が咲く品種は「タマスダレ」という名前でも親しまれていて、とても強健で繁殖力旺盛です。

植えっぱなしにすると、地面をおおい尽くすように群生します。

あまり増やしたくない場合は、数年に一度、広がりすぎた場所の球根を掘り取ってください。

※参考価格:50円~150円前後(球根1球)

2.2 ハブランサス

“レインリリー”の愛称を持つ「ハブランサス」3/11

ピンクのハブランサスの花のアップ画像

Zunair24/shutterstock.com

ハブランサスはゼフィランサスによく似た姿ですが、花が少し横を向いて咲くのが特徴。雨が降った後にいっせいに開花するため、「レインリリー」とも呼ばれる花です。

ピンクや黄色の花がつぎつぎと開花し、庭に彩りを与えてくれます。

※参考価格:100円~150円前後(球根1球)

2.3 クロコスミア(ヒメヒオウギスイセン)

燃えるような花色の「クロコスミア」4/11

オレンジのクロコスミアの花のアップ画像

Alex Manders/shutterstock.com

燃えるようなオレンジや赤の花が華やかなクロコスミア。和名では「ヒメヒオウギスイセン」と呼ばれ、古くから日本の庭園でも親しまれてきました。

弓なりに伸びる花茎と、剣のようにシャープな葉のコントラストが楽しめます。

※参考価格:100円~200円前後(球根1球)

2.4 ユーコミス(パイナップルリリー)

ユニークな花姿が目を惹く「ユーコミス」5/11

赤紫のユーコミスの花々

Steve JM Hamilton/shutterstock.com

ユーコミスはパイナップルのような花がユニーク。小花が円柱状にびっしりと咲き、夏の花壇で主役級のインパクトを放ちます。

花もちがよく、白・ピンク・紫などの大型の花が長く庭を彩ってくれます。

※参考価格:500円~1500円前後(球根1球)

2.5 カンナ

真夏の太陽に似合う「カンナ」6/11

オレンジ色のカンナの花々

Warooy/shutterstock.com

赤や黄色の花が真夏の太陽によく似合うカンナ。コンパクトな品種は40〜70cm程度、大型種は1.5〜2mほどまで伸び、トロピカルでエネルギッシュな花姿が魅力です。

銅葉や斑入りの葉もあり、花がない時期もカラーリーフとして活躍します。

※参考価格:300円~700円前後(球根1球)

2.6 オキザリス

クローバーに似た葉が愛らしい「オキザリス」7/11

黄色い小花を4つ咲かせているオキザリス

najeebbajauri/shutterstock.com

オキザリスはクローバーのような葉と、太陽の光に反応して開く愛らしい花が魅力。繁殖力が強く、一度植えれば地面をほふくするように広がります。

石組みの間や通路の脇など、ちょっとしたスペースにもおすすめです。

品種がとても豊富で、葉色や花色、開花期、一年草・多年草などがそれぞれ異なります。商品タグを確認してから購入しましょう。

※参考価格:100円~150円(球根1球)

3. 春植え球根植物を長く楽しむ《3つのコツ》

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花壇に咲く、黄色いカンナの花々

Bowonpat Sakaew/shutterstock.com

3.1 花後の葉を大切に育てる

花が咲き終わった後、葉が自然に枯れまでは、切らずに見守りましょう。葉が黄色く枯れるまでは、翌年の花芽を作るための、重要な「蓄え」の期間。

葉が光合成をおこなうことで、栄養が地中の球根へと送られます。葉を最後まで大切に育てることが、翌年の生育を左右する大切なポイントです。

3.2 球根の蒸れを防ぐ

春植え球根の多くは夏の暑さには強いものの、過湿による蒸れには意外とデリケートです。とくに梅雨時期や夕立の後などの高温多湿は、球根を腐らせる原因に。

植え付け時には、パーライトや軽石を混ぜて土の排水性を高めましょう。鉢植えの場合はコンクリートに直置きせず、スタンドなどを使って鉢底の通気を確保するのがおすすめです。

3.3 数年に一度の株分けでリフレッシュ

植えっぱなしにできる品種でも、3〜4年経つと土の中で球根が増えすぎ、窮屈になって花付きが悪くなることがあります。数年に一度、休眠期に掘り上げて、増えた球根を分けて植え直すとよいでしょう。

根を伸ばすスペースができることで、再び盛んに花を咲かせるようになります。苗を増やせるため、ガーデニングコストの節約にも効果的です。

4. 一度の植え付けで、毎年の開花を心待ちに

春に植え付けすれば、毎年美しい花を咲かせてくれる春植え球根植物。あわただしく過ぎる日々の暮らしに、季節の訪れを教えてくれます。

庭に根付いた植物たちが、土の中から芽吹く姿は生命力にあふれ、とても感動的です。春植え球根植物の植え付けは、4~5月が適期。お気に入りの花を植えて、季節が巡るたびに再会できる幸せを味わってみませんか。

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