春の暖かな日差しを感じると、ガーデニングを始めたくなる方も多いのではないでしょうか。しかし、「自宅の庭は日当たりが少し…」と、庭づくりをためらっている方もいるかもしれません。

実は、日陰は植物の繊細な葉の色や花の形を美しく見せてくれる、絶好のステージにもなります。今回は、そんな日陰の魅力を最大限に引き出す、主役級の多年草を3種類ご紹介します。

植物の成長には日光が欠かせないと思われがちですが、中には日陰や半日陰の環境を好む種類もたくさんあります。

もしご自宅の庭が直射日光の当たらない明るい日陰や、一日のうち数時間だけ日が差すような場所であれば、そうした植物を選んでガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事では、日当たりに恵まれない環境でも育てられる、スタイリッシュな多年草を参考価格とあわせて解説します。

この記事で紹介する、日陰の庭でも美しく育つ多年草

  • ホスタ(ギボウシ):多彩で美しい葉色が魅力。日陰を彩るリーフプランツの代表格で、初夏には涼しげな花も咲かせてくれます。
  • セイヨウオダマキ:ドレスのように華やかな花姿が目を惹く多年草。明るい日陰を好み、初夏の庭を優雅な雰囲気で包み込みます。
  • アスチルベ:ふわふわとした柔らかな花穂が特徴。日陰や雨にも強く、暗くなりがちな空間に明るさと奥行きを生み出します。

1. 日陰の庭でも美しく育つ〈オシャレな多年草3選〉

1.1 多彩な葉で楽しませる「ホスタ(ギボウシ)」

ホスタ1/7

ホスタ

Jennifer Sanerkin/istockphoto.com

シェードガーデンを語る上で欠かせない存在が、多彩な葉の表情で魅了するホスタ(ギボウシ)です。ライムグリーンから深い青緑、斑入りや葉脈が美しい品種まで、そのバリエーションは非常に豊か。葉の形や大きさも様々で、コレクションする楽しみもあります。

日陰を好む代表的な植物で、むしろ強い日差しは葉焼けの原因になるため、建物の北側や落葉樹の下などが絶好の生育場所です。

初夏にはすっと伸びた花茎に、涼しげな花を咲かせます。比較的育てやすいですが、乾燥には少し気をつけてあげてください。また、春先の柔らかい葉はナメクジに狙われやすいので、早めの対策が美しさを保つコツです。

※参考価格:500〜1500円前後(3号ポット苗)